nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

純粋な汚れ女

久々に昼寝というものをした。

遅く起きた朝、ウーバーイーツで吉野家の牛丼を頼み、満腹になったら睡魔に襲われ二時間ほど寝てしまった。

起きたら十四時だった。

それから『office REN』の打ち合わせがあった。

四十分ほどで終了し、慌ててシャワーを浴びて、整骨院へ行ったあと友達と待ち合わせて居酒屋へ。

タリーズでコーヒーを飲んだ後、ヴァリエに入っている服屋で春服を買って帰ってきた。

よく寝たので、疲労は感じない。

野菜を多く摂ることを心掛け、アボカドやピーマンやレタスを食べた。

確かに美しい女子は野菜をよく食べている。

女性ホルモンサプリがこれほどまでに効果を発揮するということは、食べ物は肝心だということだ。

かといってレタス丸ごと買う気にはならない。

 

 

PDF『自分という存在』については、まだ構想を練っている段階である。

次の休日からは執筆に入れると思う。

ただ次の休日は、打ち合わせが二件、整骨院の予約が入っている。

早めに投稿を書いてしまって、夜は二、三時間パソコンに向かおうと思っている。

 

 

ところで先日元ホストから飲みに誘われた話を書いたら、展開を楽しみにしているとの声が多かった。

実のところ、『office REN』のズームセミナーで、元ホストのことを話題に出したことがあった。

 

「一回くらい飲みに行ってもいいかな…と思う人がいます」

 

その時は、彼が元ホストとは知らず、単に面白い人だなと思っていただけである。

見た目が強面なので、たまに池袋で職務質問されるそうだ。

喫煙所でそれをネタにして皆を笑わせたりしているような人。

元ホストと聞いて、この人は馬鹿ではないと思ったのだ。

ひょうきん者なのではなく、皆から愛される術を知っているようだ。

だから、私も一回くらい飲みに行ってもいいかなと考えた。

私から誘うなんてことはどう考えてもできないのだが、私は結果的に向こうから誘わせることに成功した。

そういうところが、さすが私!

私は元ホストだったという情報を耳にし、本人にどこでホストをやっていたか訊いただけである。

あとは、この話が水に流れないようにすればいいだけの話。

池袋で飲んで、埼玉県に帰るのはしんどいから、そこは計画的に寝床を確保すればいい。

朝気づいたら、元ホストの家のベッドにいるなんてことにはならないように。

 

 

そこで思い出したのが、先日池袋のジンギスカン屋で若僧達が話していた内容だ。

 

「女は手が届かない方がいい」

 

みたいなやつ。

それをそっくりそのまま元ホストに当てはめると、簡単に飲みに行ってはいけないような気もしないでもない。

ところが、私はもう照れだのシャイだの言っていられないゾーンにいる。

むしろ、清々しいくらい開き直っていていいくらいだ。

とはいうものの、せっかくなら憧れの存在のままでいたいような気もする。

元ホストが私に憧れている保証はどこにもないのだが。

簡単に元ホストの手に入ってしまうのもシャクなのだ。

これって、女の意地とかプライドみたいなものなのだろうか?

いつまでもこんなこと言っているから、誰とも結ばれないのか?

かといって、それらを簡単に捨ててしまったら、一気に安い女に成り下がりそうな気もする。

それとも、最初から高い女になどなったことはないかも知れない。

 

 

自分をもっと大事にしろとよく言われるが、私は元ホストを見ていて同じことを思うのである。

誰にでも優しい彼は、もっと堂々としていればもっとカッコいいのにと思ってしまう。

私は私にだけ優しい人が好きだから。

同じことが私にも言えると思う。

やはり、安い女にはならず、『この人』と思う人以外には素顔など見せてはならないと。

特別な人のために取っておかなければ。

私って純粋なんだか汚れてるんだか。