nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

私はここにいる

ドアーズを聴き、エアコンの風に当たりながらこれを書いている。

暑くて怠いのか、親子丼と一緒に角ハイボールを飲んだから怠いのか、単純に疲れているのかわからない。

久し振りの連休だからゆっくりすることにする。

 

 

やはり休みの日はテンションが低い。

身体が疲れているので尚のこと。

連勤の疲労が一気に押し寄せる。

しかし非正規雇用者だった頃の妙な不安感はない。

ライバル達に先を越され、自分の居場所がなくなるかも知れない不安だ。

今の私は出勤した時に、確実にゴールを決めればいいのだ。

ノルマをきっちりこなしてさえいれば、誰からも邪魔にされない。

それどころか、この職場に橋岡蓮ありきになるだろう。

圧倒的な安定感を見せつけたい。

一番重要なのはコンスタントに数字を出すこと。

そして無駄がないこと。

無駄とは会社側がただ時給だけを払い続けることである。

私が出勤した日は、稼げて当り前の体勢に持って行かなければならない。

それが私の当面の課題だ。

休みの日は基本的に一人でいるため、クールダウンしている。

疲れを癒し、再び高いパフォーマンスを発揮するための休み。

私にとって休みとは、遊びではない。

酒を飲むのは心の疲労を取り除くため。

今となっては一人酒上等。

どこへも行かなくたって、谷塚駅前、もしくは自宅近辺でことは足りる。

電気ブランが飲みたくなったら駅前の立ち飲み屋へ行けばいいだけの話。

今一番見たいのは富士山と太平洋だ。

しかしタイミングは今ではない。

どうしようもなく落ち込んだ時、もしくはどこかに到達した時。

直接雇用してもらったのはスタート地点に立っただけなので、雄大な景色を味方に付けるまでもない。

 

 

無性に酒が飲みたいのは、楽になりたいからかも知れない。

先日北千住のプロントでいつも通り角ハイボールを飲んでいたら、気持ちが良くなっていくのがわかった。

あ、私、酔っているんだ!と思った。

たまたまその日、仕事で少々数字が上がったのもあって、実に気分が良かった。

そして、開放的になっている自分がいた。

やはり自宅で赤ワインではなく、外で角ハイボールなのだろう。

テンションが上がってくると、イメージトレーニングもし易くなる。

自分のトークでまくし立て、契約に持ち込めた時のイメージを大切にしろとは諸先輩や社長からも言われている。

スポーツ選手達も同じようなことをしているはずだ。

私の場合、ガッツポーズするまでをイメージするのには酒が役立つようだ。

かと言って飲みすぎては翌日のパフォーマンスが下がる。

コントロールが大事。

 

 

やはり休みの日はテンションが低い。

恐らく脳がオフになっているのだろう。

途中まで書いたが、ガス欠のようだ。

そんな時こそコンビニに走って角ハイボール

そう思うのだが、一気に疲れそうで気が進まない。

どうやら一日休んだくらいでは疲れは取れないようだ。

ユンケルでも飲んだら元気になるだろうか。

しかし、あの手のものは癖になりそうで怖い。

ユンケル無しでは仕事ができなくなったら困る。

やはり寝るに限る。

晴れてたから夕陽が見たくて焼肉屋まで歩いたが、日没にはまだ早かったようだ。

結局カルビとハラミを食べて、明るいうちに帰ってきてしまった。

夕陽を見ながらドアーズを聴いたら、無敵になれる。

怖いものの存在が消える。

不思議だ。

高速道路など信号があまり無い道路をぶっ飛ばしている時、それが夕方でドアーズが流れていると、翌日は勝った気になれる。

ストレンジデイズとか最高だ。

夕陽は見れなかったが、せめてドアーズでも聴いてみよう。

テンションが低い日はこれくらいが丁度いい。

とにかくオルガンに耳を澄まして。

あぁ、ドアーズ聴いている若者よ、そして孤独な勇者よ、私はここにいる。