nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

一人孤独に生きる

しばらく酒を控えようかと思っている。

整骨院で相談してみたところ、血流が良くなっているから酔いが回るのが早いそうだ。

とはいえ、疲労感が出るようじゃ本末転倒。

寝坊するのも怖いんで、飲まない日を作ろうかと。

悔しいけど、シラフの方が身体が楽なのである。

夜になると、一杯くらいいいかという誘惑に襲われる。

ところが最近は、飲んで後悔する。

酒に変わるものは何かないか?

カフェインは眠れなくなりそうだし、心がホッと落ち着くようなものを物色しよう。

あまりにも暑くて危なくハイボールを飲んでしまうところだった。

この暑さで怠くなったら最後。

確実に後悔するので、外食せず部屋でミートスパゲティを食べた。

あぁ、冷たい炭酸が飲みたい。

エアコンを入れたら部屋の中がヒンヤリして、気持ちも落ち着いた。

化粧品が届くのを待っている。

荷物を受け取ったら、隣町の草加まで出掛けてくる。

ただ待っているのは時間が勿体無いので、これを書いている。

書き終われば安堵感からどこかで飲んでしまいそうだ。

アルコールは身近で気軽なだけに、なかなか絶てない。

少量なら許されていると云うのもあって、ついつい。

たぶん、死ぬほど苦しい二日酔いに遭っても止められない。

 

 

先日、孤独の美学について書いた。

後日深掘りすると言ったものの、何を書いていいかわからなくなった。

これだけは言える。

私はここまで来ると、段々開き直ってきた。

中途半端な偽物で誤魔化すくらいなら、一人の方がマシ。

遠回りしてでも本物を見つけてみろ。

恐らく、一生のうちに一人しかいないはずだから。

世の中を見ていると、その『たった一人のかけがえのない人』を見つけようとしないでただ結婚と云うものがしたくて、子供が欲しくて、人並みに家庭を持ちたくて相手を決めてしまう人が実に多い気がする。

私にはそれができない。

自我が強く、負けず嫌いで、自分なりの美学を持っていて、正義感も強いとなるとそんじゃそこらの人とはわかり合えない。

会社にいても、心ときめくようなことはない。

とある方に教えてもらったが、出会いとはご縁である。

だったら私の中にある論理に基づくと、与えられたことに対して体当たりしていればいつかご縁に恵まれる。

だったら、今はどう考えても仕事に生きていればいい。

ただ、その肝心な仕事が上手く行かないと心は折れる。

プロのスポーツ選手にはメンタルトレーナーがいるそうだ。

私にもメンタルトレーナーがいてもいいじゃないかと思う。

精神科医というものは薬を出すだけで、私のアイデンティティのことなんて考えてもいない。

かといって、私も人のアドバイスなどを聴くタイプではない。

うるせぇ~よ、好きにさせろよ!としか言わない。

だから自分の精神力は自分で鍛えなければならない。

問題は仕事の調子が悪くても折れない心を身につけることだ。

 

 

一番は自信を付けることだと思う。

幸い私は十代の頃から自活していた。

しかし、文章という魔物に出会ってから、働くことより書くことを優先しがちになった。

言うまでもなく、生活が成り立たず、それはそれでえらい目に遭った。

今は一応、自分では両立しているつもりなのだ。

仕事をサボってまで書いていたいと思うこともない代わりに、どんなに仕事が忙しくても書かない日はないという様に。

早い話、自立心を満たしているからこそ倒れないのだということがわかったのだ。

散らかった部屋で、自炊もしないが、自分のチカラで生活をしているという謂わば自信を持てている。

やってやれないことはないという自負。

ましてや、誰のことも頼っていない。

一人孤独に生きることは寂しいことのようで頼もしいことでもある。

確実に自分のメンタルを支えることに繋がっている。

だから、孤独は美学なのである。