マジで疲れていたので、焼肉屋へ行ってきた。
店内は客がまばらだった。
まだ早い時間だったからかも知れない。
和牛焼肉の店で和牛を食べないのは私くらいだろうか?
だって、そりゃ桁が違うからだ。
三倍の値段だったので、輸入物で我慢した。
それでもそこそこ美味かった。
一番美味かったのは、カルビでもなく、ハラミでもなく、鶏モモだったが。
焼肉食べても疲れは取れなかった。
ホームセンターでシャンプーとリンスを買って帰宅したら一気に疲労感が押し寄せた。
やはり焼肉食べたくらいではダメなようだ。
またもやQPコーワゴールド錠剤を飲んだ。
と云うのも、今、セミナーの資料づくりをしている。
仕事から帰ってきて、投稿を書いてそれから作るので、ここ最近寝不足が続いている。
それについての詳細はまた書かせてもらう。
なぜこのようなことを始めたかと云うと、そろそろ年齢的にも集大成を迎えるからだ。
そうか、集大成か…。
そうだ、集大成だ。
私の場合は泥臭い仕事に最低賃金で体当たりしてきた。
つまり大した額を稼いできたわけではないのだが、びっくりするくらい自己投資してきた。
しかも、ありとあらゆる職種を経験してきた。
それらは全て苦手分野の克服だった。
その極みが、今働いているコールセンターでの海産物販売である。
そもそも私はビジネス感覚が疎かった。
数字に弱かったのだ。
ところが、毎日電卓を叩いて蟹やら魚やらを売り捌いていると、嫌でも数字に強くなったようだ。
原価が幾らで、税込みが幾らで、幾らで売る、みたいな計算ができるようになった。
何事に於いても、そのような計算をしている自分に気づく。
驚くことに、ジャパネットたかたのようなことを毎日、毎日、ま~いにちやっているわけだ。
「通常であればこのズワイガニ三万円するところを、○○も○○も○○もお付けして、今回は特別価格二万円切って、なんと、一万九千八百円でお出しできるようになったんですよ!」
朝から晩までこんなこと連呼していれば、慣れてくるよな。
そうすると、私の原価は幾らなんだと考え始めるわけだ。
自分の原価ってどうやって決めればいいのだ?
滅多にお目にかかれない希少価値であることは間違いない。
女としては賞味期限が切れているので、価格は下落するだろう。
しかしながら人間としては磨きがかかって旨味が増してきている。
さて、原価幾らで、売値は幾らだ?
オークションに出してみるのが一番いいのか?
一体幾らで落札されるのか。
今までの私は合計五冊の本を発表してきた。
次から次へと本を制作することはできても、販売能力に欠けていた。
完売したものもあるが、在庫となっているものもある。
まぁ、呑気に構えているが、なんとかしなくてはならないとは思っている。
これからは、何か作っても蟹や魚を売り捌く勢いで売れる気しかしない。
そう考えたら、これから生き抜くためにももう少し営業スキルを身につけてもいいかなと思う。
今欠けているのは『プラスワンキャンペーン』をお伝えすることだ。
制約が決まって、その後でプラスアルファで物を売る勇気に欠けている。
つまり、気が変わって制約が無しになるのが怖くて、怖気づいてしまう。
まだまだだな~。
結局、怖気づくってことは、金額にビビるところがあるのだろう。
『数字を制する者は営業を制する』
もっと言うならば、
『苦手分野を制する者は人生を制する』
さらに、
『蟹を制する者は日本を制する』
よし、夏を乗り越えられそうだ。