nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

この寂しさは一体

雨の中寂しく帰宅した。

五万六千円のノルマを達成し、六万三千円の売上を叩き出したにもかかわらず、クタクタに疲れた。

連日の飲みが祟ったのか、それとも二日間元ホストに会えないからか。

てか、この気持ちは何なのだろうか。

マジで辛いんですけど。

そもそもは、元ホストが私のこと好きだったはずなのに、どうして私がこんなに苦しまなければならないのか。

この気持ちをぶつけられるのはこの場だけ。

仕事が終わって真っ直ぐ帰るのが寂しすぎて、例の如くプロントに寄った。

レモンサワーを二杯かっ喰らってから駅のホームへ向かうと、ほろ酔いでクラクラするのがわかった。

はぁ、この寂しさは何なのだろうか。

 

 

帰宅しても何となく連絡したりするのをためらって、パソコンに向かってこれを書いている。

急に寒くなって、セーターが脱げないよ。

かといってこたつもまだ早いし、早く寝るに限るのか。

谷塚駅の前にあるミニストップでレモンサワーを買ってきてチビチビ飲んでいる。

ここ最近、飲まなきゃやっていられず、酒量が増えたような気がする。

震える心を止め、寂しさを誤魔化すのは酒しかないのである。

 

 

タメ口ちゃんは結局バックレた。

仕舞いには、私からの連絡もブロックしたようだ。

社長からはもう放っておけ、と言われている。

遂に、この会社で女は私だけとなった。

海産物販売部門は、私と、先輩と、元ホスト。

三人で力を合わせて、やって行くしか術はない。

派遣の男の人が一人来ているが、三人中三人が、ヤツは続かないと見ている。

先輩と元ホストはタメ口ちゃんがバックレたことに対して怒り心頭だった。

だけど辞めて行く人間に腹を立てるのは無駄で阿呆らしいと、帰り際にはもはや話題にも上らず、一瞬にして過去の人になった。

タメ口ちゃんのお陰で、私は社員旅行で一人部屋を謳歌できることになった。

隣りの会社の社長さんや、他部署の人も来るらしいが、私だけが女。

思いっきり満喫させてもらうことにする。

 

 

ところで、今、物件を探している。

決して作戦ではないが、選んだ物件を全て元ホストに送っている。

そして、物件を見に行く時に着いてきて欲しいと言った。

十七日に一緒に見に行くことになった。

手を繋ぐのはハードルが高いから、まずは抱き着いてみようかな?などと考えている。

できれば一緒に暮らしたいから物件を見てもらうのだが、元ホストも馬鹿じゃないからわかっているだろうに。

 

 

そういえば、以前、旦那のことで頭がいっぱいで、毎日毎日まーいにち、旦那のことを書きまくったことがある。

その時の心境を今、振り返って思い出している。

元ホストのことで頭がいっぱいで、気づけば毎日元ホストのことばかり書いている。

おいおい、人生哲学はどうした?

蓮’s語録はどうした?

わかっている、わかっているが、勘弁してくれ。

この場で吐き出す以外にどうしようもないんだってば。

やるべきことも全て置き去りにして、私は恋の海に溺れている。

誰にも言えない、この場でしか言えない。

この場では皆が見守ってくれる。

その代わり、私は戦場では一人で戦う。

マジ、心細いんですけど。

全ては十七日の不動産屋周りにかかっている。

あれ?この話、先日話したっけ?

もはやそれすら覚えてない。

 

 

元ホストは仕事と本気を上手く使い分けているように思う。

とはいえ、待っていてもダメな気がする。

なぜなら元ホストは自分がクズだという自覚があるから。

え?!

ってことは、私から告白するっていうの?

マジかよ!!!

マジで人生の中で告白などしたことが一度もないよ。

それとも待っていた方がいいのかな~。

はぁ、泣けてくるぜ。

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