私は今日も酒に逃げる。
飲まずにはいられないかって、単純に寂しいからである。
あぁ〜、酒しか私を癒せない。
やっぱり私ってクズ!
だが、帰ったら洗濯したいんだよなぁ〜。
ノルマは達成ならず。
本当しょぼいわ。
嫌になっちゃう!
こんな日はプロントも落ち着かない。
なんだか生ビール一杯で酔った気がする。
帰るのが怠いよ。
しかし、明日も仕事、早く帰らなきゃ。
と言いながらもう一杯レモンサワーを追加。
ここまで来ると本気でシラフじゃ帰れないようだ。
相変わらず元ホストは、真っ直ぐ帰れよって言っていた。
私にはわかる。
元ホストがそう言う時は、元ホストに予定がある時。
だから、真っ直ぐ帰れよ、しか言えないのだ。
それを踏まえて、私はさっさと会社を出る。
そしてプロントに逃げ込むのだ。
ある程度飲んだらここを出る。
そういえば、私は自分のことを完璧な女だと思っていた。
それを元ホストに言ったら、全然完璧じゃないと言っていた。
一緒にいれば全ては解決するのに、神は試練を与える。
欲望に負ける私はしょぼいのか?
それとも人間味があって許されるのか?
いやいや、欲望に負けているのか?
寂しさを誤魔化しているだけだと思うが。
書くこともないよ。
毎日頭の中は元ホストのことだらけ。
なかなか手に入らないところがまたいいなんてことはない。
私は決断も行動も早いから、おまけに結論を焦りすぎるところがあるから。
こう見えて、辛いのである。
四六時中好きな人と一緒にいたい。
かといって束縛はしない。
ただ、私のことも構ってくれないと嫌だ。
あぁ〜、飲み過ぎたかも。
フラフラで電車に乗った。
今まで会社で一緒だったのに、また会いたいと思うのは病気だろうか?
それともお互い様なのだろうか?
公認の仲になれたら楽しいだろうな。
私の家に皆が集まって、そりゃ楽しいだろう。
札幌に住んでいた頃、職場の仲間の溜まり場だったことがあった。
だけど、彼氏が出稼ぎに行ったら誰も来なくなった。
そこで思い知ったよ。
私の存在は彼氏ありきだったんだってね。
その寂しさに耐えることができず、毎日飲み歩き、終いには富山県へ逃亡した。
懐かしいけど、その頃と何ら変わっていないことに気づく。
その時の彼を好きだった気持ちは、元ホストのことを好きな気持ちと差はあるのだろうか。
なんとか無事に帰宅してパソコンに向かっている。
真っ直ぐ帰れと元ホストが言うのは、私を気遣ってのことだそうだ。
毎日『怠い!』って言っているからだそうだ。
確かに、極限まで疲れているのに真っ直ぐ帰って早く寝ないのは、寂しさの表れでしかない。
家に男が待っていたら、即行で帰る。
そういうものだ。
だから、私は一緒に暮らした方がいいと思うのだが、元ホスト的にはどうなのだろうか。
住所が借金取りにバレたら大変なことになる。
かといって大家さんに一緒に暮らしていることがバレたら、元ホストは追い出されるのか?
それも落ち着かない。
はて、どうするのが一番ベターなのだろうか。
もしかして、私があまり誘われないのは、私の身体を労わってのことかも知れない。
何となくそんな気がしてきた。
近場に引っ越せば、色んなことが変化するのだろうか。
私も私で真っ直ぐ帰るようになるのだろうか。
あぁ、今日も元ホストのことで頭いっぱいやん。
蓮’s語録はどうした?
自己哲学はどうした?
ゴメンよ、今ね、それどころじゃないんだよ。
恋が成就するまで見守っていてくれ。
賛否両論なのはわかっているけれども。