nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

腹が立つ!

月末最終日、ボロボロの成績で終わった。

私が暗い顔しているので、給料日だというのに誰からも誘われず。

一人でプロントに来ている。

数字が上がらないと、めちゃくちゃ疲れる。

あまりにも数字が上がらないので、周囲もピリピリ。

元ホストから徹底的にアドバイスを受けてやっと一件取れた。

真っ直ぐ帰れと言われるかも知れないが、飲まなきゃやってらんないぜ!

だけど、疲れ果てているので早く寝たいよ!

でも泣きたいよ!

この会社は数字が全て。

数字も上げられないヤツは、楽しい酒も飲めないのさ。

元ホストは気を遣ったのだと思う。

もしくは誘っても断られると思ったのかも知れない。

えい、私はとにかく数字を上げたい。

一番大事なことはそれだ。

数字上げられないヤツはクソである。

それがウチの会社。

私は十一月一日から正式に正社員に昇格だ。

念願の正社員。

それなのに、数字が上がらない。

そりゃ周りもピリピリするわ。

社長から怒られるのは元ホスト。

ごめんなさいとしか言いようがない。

 

 

きっと今頃、蓮ちゃんは真っ直ぐ帰ったのかと心配していることだろう。

心配するくらいなら誘ってくれればいいのに。

まぁ、こんな暗い女は誘えないわな。

 

 

とにかく正社員として新しい人生が始まる。

私はかつて正社員になったことが一度しかない。

トヨタの下請け企業でのことだ。

手先が不器用な私は、プレス加工を身に付けるまで何年も掛かった。

しかし、気づいた時にはトップ級だった。

諦めなければいいという考えはその頃身につけたものである。

海産物販売も、いつか皆を抜くほどになるという概念を持てるのは実績があるからだ。

ただ、時間がかかる。

認めてもらいたい人が隣にいるのである。

元ホストだ。

もっともっと、私を肯定してくれる人と一緒に居た方ががいいのかも知れない。

でも、そういう人と縁がないのかも知れない。

仕方のないことである。

 

 

そうそう、古本屋に我が家の本を全て売って一万円になった。

ロックンローラー』の在庫は価値があったということだ。

全く、買わないヤツが悪い。

もう私の家には一冊しかない。

しかしそれは私にとっての記念品だ。

ザマみろ!

これで私は売るための努力なんてしないで済む。

ブックオフに訪れた人が手に取ってくれればいい。

引越ししたら、しばらくネットを繋がない。

だからパソコン作業ができない。

ザマみろ!

スマホでできることしかしないぞ!

ヤケクソってこういうことだ。

誰の言うことも聞かないぞ!

時には元ホストの言うことも聞かないから!

真っ直ぐなんて帰らないぞ!

てか、元ホストは何もわかっていない。

私はバカという天才で、皆からある意味尊敬されながら生きていると。

中には私に憧れている人もいるんだってこと。

見た目じゃない、人間性だ。

ヤバ、レモンサワーで酔ったのか?

いや違う。

私のことを何もわかっていない元ホストに腹が立つのさ。

寂しがり屋の構ってちゃんは、意地っ張り。

簡単にコロっと行くのに、私の口説き方がわからない。

考えたらムカつくぜ!

元ホストを好きでいることも途方に暮れるかも。

昔、四年間片想いしたことがある。

でも私はもう若くはない。

私のことをわかっていない人にわからせるのは、数字しかないのか?

いや、そうじゃない。

元ホストは私の暗い顔なんて見たくないのさ。

きっと疲れ果てた顔しているんだろうな。

私が数字上げて笑っていれば、皆がハッピー。

ただ私はこう見えてプレッシャーに強い。

そして冷たくされることにも、孤独にも慣れている。

あぁ、来月は誕生日だよ。

私って本気で元ホストのことが好きなのだろうか。

それとも過去に四年間も片想いをした頃のように、執着しているだけなのだろうか。

ぶっちゃけさ、一線越えないとわからないことって沢山あると思う。

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