nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

価値がないのか?

疲れ切って帰宅した。

すると先日買ったセミダブルのベッドマットが玄関前に置いてあった。

あれだけ配送会社と打ち合わせして、置き配はしないと言ったのに。

電話しても出ないし。

仕方がないから自分でそれを部屋に運んで設置した。

ところが柔らかすぎることが判明した。

んで、急遽敷布団だけを買った。

掛け布団は羽毛じゃなきゃ嫌だと思い、買わなかった。

当分の間はシングル布団で我慢することにする。

元ホストは飲みに行った。

何となく連絡する気になれず、一切連絡していない。

仕事で私だけが数字を上げられず、皆は楽しそうで拗ねているのもある。

新人の若い男性とも意気投合したようで、元ホストも楽しそう。

古くからいる私は置いてけぼり。

色々叱られたが、テンション上がらないんだよなぁ〜。

だって、朝礼で元ホストはこんな例え話をした。

 


「好きな女に告白する時みたいにお客を説得しろ」

 


出た!

これ、元ホストが好きな例え話。

 


「付き合ってくださいとか、結婚してくださいとか、男は決める時決めないと、女に逃げられる」

 


はいはい、私、それ、言われてないし!

逃げてもいいんだね?

みたいな気持ちになるでしょう。

飲みに行った元ホストに、可愛らしく連絡できなかった。

勝手に心配しろ!

セミダブルベッドも、元ホストのためなのに、私一人ならシングルベッドで十分なのに。

私っていつまで待てばいいんだろう。

演歌みたい!

男はいつも待たせるだけで、女はいつも待ちくたびれて。

あ〜ヤダヤダ。

私ははっきり言って待たないから。

それなのに、今日は元ホストと蕎麦屋に行った。

そう、昼休憩、私から誘ってみた。

なんやら仕事の電話やメールで忙しそうで、そんな姿を見て、この男は私に慣れたんだと思った。

空気みたいになるのは早すぎる。

だけど、恥じらいや緊張が感じられなかった。

だから、拗ねていた。

数字も上がらなかった。

帰ってきても連絡しなかった。

 

 

 

私って多くの人に大雑把と言われる。

だが、知る人ぞ知る繊細なのである。

元ホストの態度、言葉、行動で、私への想いが高まっていないことがわかる。

鈍感な男から逃げるのは簡単。

知らなかったフリをすれば、全てはまかり通る。

逃げたってどこへも行けないし、気持ちも変わらないけど、やるせ無いことだけは確か。

きっと私を軽んじているのではないかと思うと泣けてきて、ムカついてきて、バカやろうって気持ちになる。

来週の月曜日、一緒の休みなんだよな。

きっと一緒に過ごすんだけど、どうせ進展もないだろう。

帰り際、こう言われた。

 


「蓮ちゃん明日は頑張ってね!飲みすぎたらダメだよ」

 


はい、と言って帰ってきた。

男と女はキスして抱き合っていれば何とかなる。

これは私の持論。

どんなに一緒にご飯食べて、スロット行って、一緒に寝ても、わからないことだらけだと思う。

ヤバ、部屋片付けなくちゃ。

とはいえ、仕事終わって帰ってきて、何もする気にならんわな。

せめて、数字上がらないかなぁ〜。

神様、お願いがあるとすれば、私だって一生涯に、夜景の見えるレストランで、好きな男から告白されてみたいもんだよ。

私に価値がないとすればなんで?

いつからそんなに落ちぶれたのだろう。

女に自信を持たせて上げられない男こそ価値がないと思うのは私だけ?

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