nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

気の弱い自分をコントロール

やれやれ、やはり頭痛薬を飲むしかないようだ。

実は前夜、安酒を煽り過ぎてなんと二日酔い。

爆発しそうな頭を引き摺って、ジムニーで買い出しへ。

胸がムカムカするのも気のせいではないはずだ。

それなのにサイゼリヤでガーリックとトマトの入ったパスタを食べたもんだから、胃には重たいよな。

本当はパソコンに向かうことなく、ベッドで横になって二時間くらい眠りたいのだが、風呂にも入らなければならないし夕飯も作らなければならない。

いやいや、本当は風呂もゆっくり入りたいのだが、与えられた時間は一時間しかない。

全く、この前は折角酒を控えてコンディションが良かったと云うのに、今日になったらこれかよ!!

安酒はアカンってこれでもかこれでもかっていうくらい痛い目に遭っているのに、毎日飲むから安い酒にしか手が伸びないんだよな。

さっき酒屋へ行って、もう安酒は懲りたからいつもよりちょっとだけ高い日本酒と白ワインを買った。

そして絶対に飲み過ぎませんようにと心に誓う。

あ~早くシャワー浴びたい。

つまり、さっさとこれを書いてしまわなければならないということだ。

 

今?ルーリードを聴いている。

これも友人から焼いてもらったものだ。

ミュージシャンなどはどれだけの二日酔いを経験しているのかと思う。

キッチリ量を決めて晩酌しているイメージが無い。

下手したら毎日二日酔いかも知れない。

それでもキッチリいい音出すし、いい曲書くもんな。

私などは感性の問題というより、集中力の問題だと思っているので本当はあんまり飲み過ぎたらいいものが書けなくなるんだよな。

酔って書くこともたまにあるけれど、後から読み直すとミスだらけで恥ずかしくて消してしまいたくなる。

たまにだから許されるのであって、毎日酔って書いていたらふざけんなって言われて誰も読まなくなりそうで怖い。

そうそう小心者だからこそ、仕事は真面目なのである。

新作に向けて執筆中だが、自分では面白いと思って書いているのだが他人から見たらどう映るんだろうかとビクビクしている。

孤独な作業ではあるが、今回は圧倒的味方であるデザイナーさんとのコラボレーション企画だ。

とにかく仕上がったものをデザイナーさんに送って、その都度感想を聴けばいいわけだ。

だけど流石に面白くないです、とは言わないだろうから、やはり自分の感性を信じなければならないなと思う。

その辺にある小説とは一風変わった私ならではの物語になるだろう。

それがツボにハマる人がいてくれればいいのだが。

 

ん?やはり頭痛薬が効いたようだ。

EVEは二日酔いにも効くのだろうか。

なわけないか。

だけど睡魔が消え、脳がクリアになってきた。

もしかすると、ルーリードのお陰なのかも知れないし、時間が無いからただ単に集中力がアップしているだけなのかも知れない。

今回友人はルーリードやヴェルヴェットアンダーグラウンドのライブなどのCDを送ってくれた。

私が持っていないものばかりなので、しばらくはヴェルヴェッツの世界にどっぷり浸かろうと思っている。

ただ、この一週間で、ある程度書いてしまいたいのであまり聴く時間が無いかも知れない。

何度も言うが、酒を控えろ!!

これは私自身に言っている。

いい仕事をするためには、酒が次の日に残らないように飲むことだ。

酒で睡魔を呼び起こそうとするのをやめろ!!

朝は眠たくて全然起きられないのに、どうして夜という魔物はまるで待っていたかのように現れて、私の脳を覚醒させるのだろうか。

眠りにつくことが禁じられているかのようだ。

だけど眠れないからリビングへ行って台所の灯りだけで煙草を吸っているとあまりにも静かで落ち着くんだよな。

あの時間、私は嫌いじゃない。

誰もが眠りに就いているだろう真夜中に、たった一人生かされているようだからだ。

 

 

破壊から再生へ

破壊から再生へ

  • 作者:橋岡 蓮
  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)