nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

ネタがない日はこのネタしかない!(笑)

ハッキリ言って今日はネタが無い。

仕方がないので気晴らしに洗濯をしている。

明日でも良かったのだが、考えたら週末なんだよな。

私は忙しいから外出は控えたいという旨は伝えてある。

その代わり木曜日、桜を見に行ったのだ。

今月中に終わらせたい仕事がまだ終わっていない。

この週末でなんとかこなしてしまいたいと思っている。

どれだけ捗らせることができるだろうか。

唯一のネックは、食糧品の買い出しに行かなければならないことだ。

そのついでにランチをするのが定番になっている。

しかし、その間私は時計ばかり気にしている。

あぁ、十三時を過ぎてしまった、あぁ、十五時になってしまったと。

 

いつからか覚えていないが、週末は夕方の十七時から夕飯を食べるというルールになっている。

つまり帰宅が十五時を回ってしまえば、私に与えられた時間は二時間しかないことになる。

これもいつからそういうルールになったのかうろ覚えだが、夕飯後は私がお酌をしなければならないことになっている。

えい、こんな面倒臭いことやってられるか!!

とは思っているのだが、私が最初の頃優しくしすぎた結果なのだろう。

元ホステスの私からしたらお酌してやることは半ば当たり前のように感じていたが、今となったら自分でやれよ!と思ってしまう。

そりゃ、お酌してもらった酒は美味いだろうよ。

だけど最近の私は、日中できなかったことを夕飯後に片付けたりしたいのでほぼずっとスマホを弄っている。

若しくは長文が書きたい時はリビングに置いてあるノートパソコンに張り付いている。

なんだかんだ言っても、少しずつ図太くなってきたのかも知れない。

 

そもそも何故、お酌してやってたのかと云うと、晩酌と云うものは楽しいものだということを植え付けるためだ。

本来お酒が飲めない男だったので、私まで飲ませてもらえなかった。

それを「楽しい」と思わせるためには、おべんちゃらではないがそれなりの気配りが必要だったわけだ。

今はすっかり飲んだくれオヤジになったのだが。

寧ろ、一緒に晩酌をするのが苦痛で仕方ないとか抜かしているくらいだから、愛が冷めると云うのは恐ろしいなと自分でも思う。

まぁ、酒が飲めない生活を送るよりはマシなのだけどね。

一番の難点は、飲んだくれオヤジなだけではなく酒が弱いことにある。

彼は酒に飲まれてしまうタイプなのだ。

それで元々短気なのに、輪をかけて短気になる。

だから私は何事も計算するようになった。

ちょっと大事な話は、帰宅後速攻で話をする。

どうでもいい話はテレビのCM中にしか話しかけない。

相手の顔色を常に窺って、様子を見ながら話題を振る。

それら全てを無視される前提で話しかける。

話がつまらないと、相槌すら打たない人だからだ。

心の中では「ハイハイ」とか、「ハイ、また無視!」とか言いながらいちいち相手にしないことにしている。

そうじゃないと、こっちの身が持たないからだ。

 

最近心得たことは、具合悪かろうが何だろうが朝起きて、「行ってらっしゃい」「お疲れ様」を欠かさないこと。

美味い飯と酒(酒は安酒が好みらしい)、そして私がどんなに忙しくても二十二時までに茶碗洗いと寝支度を済ませればぶち切れられることはないようだ。

おまけに定期的に洗濯をし、ご帰宅になるまでに飯ができていること。

我が家のお殿様にそこまですれば、私は取り敢えず危険な目には遭わないということがわかった。

あ、もう一つ忘れてた!毎朝お弁当を作ることだ。

やれやれ、とある人に言わせれば私はまるで奴隷のようだと。

何のためにそこにいるんですか?と訊かれることが多くなった。

私は「タイミング」としか答えられないのだけれども。

貴女はそれだけ度量があると言われた時は嬉しかったけどね。

 

 

破壊から再生へ

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  • 作者:橋岡 蓮
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