nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

泣きたいのはこっちの方だよ!!!

あ~ぁ!!!面倒臭い。

いやいや、そういうことを言ってはならぬ。

私は今日も白紙に向かうぞ!!!

今、月末だったり月初だったり、〆切りが近かったり、週末イベントがあったり等、ワタクシ忙しいのだ。

とはいえ、もう二十時を回ってしまった。

これを書かないと寝られないのである。

だが、今、夕飯を済ませたばかり。

豚肉ともやしの炒め物でビールを飲み、焼鳥で日本酒を飲んだ。

つまり、普段なら避けているのだが、酒をチビチビ飲みながらこれを書いている。

お許しあれ。

そんな日もある。

今週の用事と云えば、先ずは郵便局に行かなければならない。

と云うのも、北九州のブックカフェに私の著書を置いて頂けるとのこと。

置いて頂けるだけではなく、販売して頂けるとのこと。

めっちゃ嬉しいんですけど!!!

高値で買い取りしてくださるとのことなので、郵便局で梱包してもらってお送りさせて頂こうと思っている。

性格的に、手紙無しでは送ることができない。

手紙を書くと云うのは、なかなかハードルの高いことだ。

適当に書けばいいのかも知れないが、そういうわけにはいかない。

手紙とは直接会って目を見て話すことの代理である。

つまり、便箋一枚に、私の人間性を詰め込まなければならないのだ。

決してお会いすることができない相手に、せめて筆に託す。

私は手紙を簡単に捨てることができる人を信用しない。

と言いながら、手紙を捨てたことを本人に言う人はいない。

だから騙されるのである。

 

例えば、人前で簡単に泣くような人は信用してはならないとか言うだろう。

それは私もそう思う。

こっちの方が泣きたい時に限って、人前で泣く奴っていうのはワンワン泣く。

こっちの方が泣きたいのに、そこまで泣かれたらこっちがオロオロしてしまう。

あ、ゴメン、言い過ぎたかな?

泣くなよ、そんなに落ち込むことじゃないよ!などと励ましている自分がいる。

帰りの車の中、一人で運転中にふと思う。

いやいや、よくあんなに泣けるよなと。

図太いのはどっちだかわからないよなと。

泣きたいのはこっちの方だ、人前でワンワン泣くなんて卑怯だよなと。

だけど、本当に傷付いているとしたら可哀想だったよなと。

そんなに傷付くことでもないんだけどなと。

なんて、複雑な気持ちになるのだ。

そう考えると、やっぱり人前でワンワン泣く奴ってズルいよなと考える。

あ、やばい信号青だった!と思ってしまうほどに考え込んでしまうのだ。

ヴェルヴェットアンダーグラウンドは、『RUN RUN RUN』と歌っているけれども、私もああいう奴からは逃げるしかないんだよな。

ズルい、やっぱズルいよ。

そもそも、人前で泣けるテクニックが素晴らしいよな、とまで思ってしまう。

ちょっと待てよ、まるで私が人を泣かせた悪者みたいになっているが、本当の被害者はこの私だって場合もある。

勘弁してくれよ。

結局ワンワン泣いている奴のミスを私がカバーして、それなのに何故か同罪扱いされて怒られる。

終いにはアイツがワンワン泣くものだから、私が後輩を虐めたみたいになっちゃって、結局一番悪いのは私?

私は卑怯に泣いたりしないし、後輩のミスは自分のミスとしてカバーするのは当たり前だという認識。

一番まともなの私じゃないの?

それをわかってくれる人があまりにも少ないというこの現実。

わかってくれる人はほぼ皆無。

別に褒められたくてやっているわけじゃないし、当然のことと思ってやっているけれども、一人くらいわかってくれてもいいじゃないか!!!

そんな怒りがピークに達した時に自宅に着く。

シャワーを浴びながら叫んでも誰の耳にも届かず、ビールを飲んだからといって誰かが慰めてくれるわけでもなく。

一人静かに、今日もお疲れ。。。って溜息一つ。

友達からは日頃から、

 

「アンタは人がいいから、ハラハラするよ!」

 

なんて言葉が最大の慰めになったりして。

とか何とか言っているうちに、今日も書き終わった。

とにかく、飯食って笑っていられればなんとかなるから。

 

 

破壊から再生へ

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  • 作者:橋岡 蓮
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