nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

明確なビジョンを持つということ

マジ、疲れた!!

この疲労感、ヤバし。

先日寝るのが遅かったのに、翌日早起きして墓参りへ行った。

その上、最近の激務が祟ってクタクタだ。

それでも今日はロックではなく「サチモス」など聴いていたら、なんとなく身体が軽くなってきた。

疲れているのも精神的なものかも知れない。

たぶん、やることが多すぎる上、〆切りのこともあるのでテンパっているのだろう。

最近の口癖、「あ~忙しい!」「あ~疲れた!」これを口にするたび、私は何様なんだという自己嫌悪に陥る。

世の中には私より数十倍忙しい人が五万といて、殆どの人が疲れているからだ。

だからこの二つの口癖はできれば使いたくない。

まぁ溜め息をつくよりマシかと思っているのだが。

 

きっとこの精神的疲労は、或る種のプレッシャーみたいなものから来ているのだと思う。

期日に間に合わせることができるか、満足の行く作品になるか、ミスは許されない、などなど。

先日も書いたが、打ち合わせには間に合うように形は作ったのだが、それで終わりじゃないので発売日まで気が抜けない。

なんとか六月一日発売を目指している。

もう二ヶ月無いのだと考えるとゾッとする。

だけど暇より全然いい。

 

暇な時、私はついつい自分を責めるクセがある。

忙しい時もあればそうじゃない時もあるのがこの仕事なのだが、開き直って昼間からビールを飲みながら映画でも観ればいいじゃないか!

暇なんだから遊べばいいのに、社会から取り残されたような気分になってしまうのである。

周りの多くの人が忙しくしていると、余計に孤立感を抱くことになる。

軽く鬱状態に陥り、堂々と街を歩けなくなるから笑える。

だから忙しいくらいがちょうどいいのだ。

それは私に限らず、誰だってそうかも知れない。

暇よりは忙しい方がいい。

いやいや、仕事なんて暇な方がいいに決まっているだろ!って云う人は恐らく固定給をもらっているか、余裕のある人なのではないだろうか。

 

私みたいに個人で仕事をしていて、いつもカツカツな人は忙しい方がいいに決まっている。

いい仕事が欲しくて、目の前にある仕事に全力を注ぐ。

自慢じゃないが、ここまで来るのに五年間かかったんだからな。

スマホ一台から始めて、今のところ借金ゼロだ。

まぁ、結婚したお陰もあるんだろうけどね。

認めたくないが、住む場所に困らないからこの仕事を続けてこれたと云うのはデカい。

だから本当は感謝しなくてはならないのだ。

しかし、自立心が人一倍強い私としては、居候しているみたいでなんだかカッコ悪く感じてしまうのだ。

自分がカッコ悪いと思うことをするほど嫌なものはない。

今の倍の収入があればいいのかも知れないが、私一人でこなせる仕事量って云うのは限られている。

与えられた時間は二十四時間。

ハッキリ言って、この仕事でこれ以上稼ぐには、やはり別の手段を取るしかないのかも知れない。

とある人は、このままここにいて好きな仕事を続けて行く方が賢いのだと言う。

どうなんだろうなぁ~。

ね?こういう優柔不断な自分も嫌いなのだ。

 

全てのことがしっくり行くなんてことは有り得ないし、ないものねだりなのかも知れないが。

隣の芝生は青く見えるってこういうことなのかなとも思う。

傍から見れば私なんて恵まれている。

過去作にこんなことが書いてあった。

理想の家、みたいな内容なのだが、アパート暮らしの私は一戸建てに住むことに憧れていたようだ。

勿論最愛の人と一緒に暮らすのが夢だったのだが、一戸建てで暮らすという生活は実現したわけだ。

明確なビジョンは実現可能だとはよく聞く話。

正直なところ、執筆の仕事も制作の仕事も校正も楽しい。

楽しいと思える仕事をさせもらっているのだから、やはり恵まれているのだと考えた方がいいだろう。

今必要なことは、将来のビジョンを描くこと。

明確であればあるほど、きっと実現するから。

 

さてと、疲れているのは気の持ちよう。

今週も飛ばそう!

 

 

破壊から再生へ

破壊から再生へ

  • 作者:橋岡 蓮
  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)