nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

生きる術だっただけ

時間がたっぷりある日は、まともなことを書かなきゃいけない気分になるが、大したことは書けないと思う。

私としたことが、一日を台無しにしてしまった。

朝はいつもより一時間遅く起きたにも拘わらず、ヤクルトと野菜ジュースを飲んだのでコーヒーを淹れるのが面倒臭くてやめた。

その反動が昼前にやってきた。

睡魔に襲われたのだ。

ちょっとした勉学をしていたのだが中断し、慌ててコーヒーを淹れた。

ゆっくり飲みながら、SNSを見ていたらなんと一時半。

それから旦那が帰ってきたり、役所へ行ったり、夕飯の支度をしたりしていたら、夕方になってしまった。

なんと、ビールを冷やすのを忘れる始末。

仕方がないので、温いビールで晩酌し、日本酒を飲みながらこれを書いている。

やれやれ。

朝から晩までボケボケで、ダラダラ過ごしてしまった。

本当に一日が台無し!

貴重な平日の一日なのに、何やってんだか。

温いビールはテンションダダ下がり。

気を取り直して、これを書こう。

 

そうそう、来月はキャンプへ行く。

恐らく千葉の印旛沼キャンプ場になると思うが、予約が取れればいいのだが。

二泊する予定だ。

とはいうものの、私にとってキャンプとは趣味ではない。

元々キャンプとは遊びではなく、生活手段だった。

何故なら家がなかなか見つからなかったからだ。

保証人の問題や、頭金など立ちはだかる困難と闘うにはキャンプするしかなかったのだ。

キャンプ道具なんて殆ど持っていなかった。

テントと七輪くらいだった。

それも使い捨て用の七輪を何度も使った。

夏だったので寝袋すら持っていなかった。

約二週間~三週間ほど一つの野営キャンプ場に滞在していたのだが、仲間ができたりして、それなりに楽しんだ。

子供の頃はよく家族でキャンプへ行った。

家でキャンプ場ガイドを見ながらどこへ行くか選んでいる時が一番楽しかった。

いざキャンプ場へ行けば両親の喧嘩が待っていた。

それなのにまた懲りずにキャンプへ行く。

でもまた喧嘩。

だから楽しかった想い出などは、微塵もないのだ。

私にとってキャンプとは、生活手段。

決して趣味では無かった。

それなのに昨年からキャンプを始めたのは、旦那と共通の趣味があった方がいいことに気付いたからだ。

今では、旦那孝行としてキャンプへ付き合っている感覚だ。

来月行くのも、付き添い気分。

わざわざ、バイトも休みを入れてある。

勿論、キャンプへ行くためだ。

行けば行ったでそれなりに楽しんで帰ってくる。

だけど、私はパソコンを持参する。

心から楽しんでいるわけではないかも知れない。

 

そもそも、私は仕事と趣味を分けるという概念がない。

昔から趣味と云うものを持たない人間だった。

だからこそ、派遣だろうがバイトだろうが仕事に全力投球してきた。

今はどうかと云うと、趣味と呼べるものはロックを聴くことくらいなものだ。

この文章こそが趣味だと言われればそれまでだが、私は仕事の一環として書いている。

本を書いて販売しているということは、そういうことだ。

ブログやインスタはどうせ無料だからという気持ちでいたら、それは読者の方々を馬鹿にしていることになるような気がする。

元々趣味でやってたことがどんどん仕事に繋がっている一つの事例だと思う。

私は自分の本を書く以外に、自費出版のサポートの仕事をしている。

ロックンローラー』発売後は、そちらがかなり忙しくなるだろう。

それまでの間にやるべきことは沢山ある。

執筆だけではなく、パソコンのスキルアップだ。

つまり、私は趣味など要らない。

酒と煙草とロックが趣味かも知れないが、それは人々にとっての歯ブラシやティッシュペーパーのようなもので生活の一部だ。

だから、趣味も仕事も一体化している。

面白味の無い人間かも知れないが、仕事への情熱が持てるのはそういうことなんだな。

仕事を生き甲斐にしかできないタイプ。

金儲けに疎いのが弱点だが。

金は後から付いてくると云うのを信じて頑張っている。