パン屋で初歩的なミスを連発して、怒られまくって帰ってきた。
どうして私は平凡なミスを繰り返してしまうのか。
凹むより改善策を考えてみた。
一言で言ってしまえば、注意力散漫なのだろう。
言われればわかるようなことを、ちょこちょこミスる。
やる気がないのだろうか?
たぶん、私はバイトがかったるくて、早く終わらないかな~ということばかり考えているのかも知れない。
慣れてきたせいだろうか。
いやいや、まだまだ慣れたとは言えない。
私の仕事の成熟度が遅いので、なかなか次に進めない。
基本的なことをキッチリできるようになるまでは、新しいことは教えられないと云うのは当然。
最初の頃は徹底的に叱られていたのだが、最近呆れられているのか何も言わない上司。
なんだかな~それはそれでやる気を失くすんだけどな。
どうやら私は必要とされていないとダメなようだ。
旦那に然り、仕事に然りだ。
お前はいてもいなくても…みたいな空気を察すると、途端にやる気を失くしてしまう。
かといって、キャパがあるので過度に期待されても困るわけだ。
マイペースにやらせて欲しい。
ということは、組織には向いていないということだ。
かといって、一人では何もできない。
私にできることは、時間までに出社することくらいだもんなぁ~。
上司にとっても、こういう私みたいなクセのあるタイプは扱い辛いだろうよ。
かといって、クビになるまでは辞めないつもりでいるのだが。
続けたいならもっと頑張ればいいのに、どうしてこんなにやる気がないのか。
まるで他の社員のやる気の無さが私に伝染しているかのようだ。
誰もがスムーズに仕事を終え、さっさと帰りたい。
ベテランになれば、手抜きの仕方もわかるようになる。
でも、まだまだ私はその域に達していないからな。
つまり、頑張るしかないのだが、どうすればやる気スイッチが入るのだろうか。
今までどうやって仕事と云うものをこなしてきたのだろうか。
振り返ると、私ってダメだ、私ってダメだと繰り返して来たような気がする。
私はできるんだ!と励ましてきたことはほぼ無い。
どうしてこんなに仕事ができないのだろうかと嘆く一方だった。
ところが気付いたら出る杭になり、気付いたら出過ぎて打たれない杭になり、もう学ぶことはないと悟って次の職場へ移っていた。
パン屋の仕事は試用期間三ヶ月が終わったばかりである。
これからだよなと思う反面、三ヶ月経ってもまだこれしかできない自分を責めてもいる。
そんな私の唯一の救いは、お客さんウケがいいところ。
愛想が良いと、何度か褒められたことがある。
そういうお客さんの声って、働いている側からしたらどれだけ励みになることか。
本当にありがたい。
お褒めの言葉を戴くと、何となく居場所を感じることができ、やる気にもなるのだが。
ただパン屋の仕事は接客より裏方の仕事だ。
裏方仕事ができないでどうする?
できないと云うより、平凡なミスを連発してしまう。
困ったものだ。
緊張から注意力散漫になっているのかも知れない。
確かに、メンバーによってその日の仕事のでき具合が変わることもある。
まぁ、もうちょっと頑張ってみよう。
この仕事をしていて本当に良かったと思う日が来るかも知れない。
そもそも労働とは、自分の本当の仕事を見つけるための手段でもある。
それを忘れてはならない。
自分にとっての使命を導き出すために労働をしている。
つまり、パン屋の仕事は本職ではないと思っている。
果たして私は、数々の壁を乗り越えて、本職に出会うことができるだろうか。
皆さんが楽しみに待ってくれていた『ロックンローラー』について少々話をする。
私はこの作品を命懸けで書いている。
だが、タイトルも未定、本文についてももっともっと推敲を重ねた方が良いと判断した。
故に、発売を延期することにした。
延期するからには、最高の作品をお届けするので、変わらず楽しみに待っていて欲しい。
タイトルもガチで考えている。
申し訳ないが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。