ハウスミュージックを聴きながら、重たい腰を起こしパソコンの前に座りこれを書いている。
疲労が全く抜けず、寝ても寝ても眠たい負のスパイラルに陥っている。
何度ソファやベッドに横になったかわからない。
私がこういう状態に陥るのはキッカケというものがある。
これがいわゆる私の脆さでもある。
先月から今月頭にかけて忙しかったからかも知れないし、精神的に負荷がかかり過ぎたのかも知れない。
服薬しても、仮眠を取っても治らない。
ただただやり過ごすしかないのである。
寝れる時は寝て、シンドイ時は横になって。
こうして文章を書いていても、何度も背もたれにもたれ掛かり、ため息をつきながら辛うじてタイピングを進めているような状態だ。
残念ながら、私のこの状態を理解してくれる人は極めて少ない。
気の持ちようだとか、思い込みだとか言われてしまう。
メシ食って寝れば治る!みたいなことを言う人もいる。
ところが、私はそんなに単純にはできていない。
勿論、通院はしているし、薬も飲んでいる。
かといって良くなるわけではない。
酷い時は、何か月もこの状態が続く。
だからといって、仕事はしなければならない。
ここで本来のパフォーマンスを発揮できないと、更に自分を責める結果となって悪化する。
適切な表現かどうかはわからないが、そうならないために、動かない身体に鞭を打って死に物狂いで仕事を片付ける。
しかし、傍から見れば、私の仕事はトロいとか遅いとかそういう評価になってしまう。
実に悔しい。
だが、この状態が続くと何かをきっかけにして、ナチュラルハイになり活動的になったりする。
散財したり暴言を吐いたりすることはないし、自信満々になることもない。
とにかく意欲的になり、元気を取り戻す。
かといって、負荷を掛けすぎるとまた寝たきり状態に戻ってしまう。
そうなると、心許せる人以外には会うことすら嫌になってしまう。
ひたすら身体と心が重たいので、集中力もないわけだ。
つまり、私のベースには鉛のような重低音が鳴り響いているのだということを伝えたかった。
まぁ、今のところ朝は起きられるのでまだマシ。
私はこれはハンデだと思っているのだが、電話でも対面でも、その姿を見せないがために腹割って上記のようなことを述べてもピンと来ないのだろう。
医師も私が苦しんでいる旨をそこまで理解していない。
ハイになるよりはマシだという考え方なのだ。
とはいえ、こうして書くことで幾分楽になる部分もあるので勘弁してくれ。
誕生日前頃から異変に気付き始めた。
もしかしたら単に忙しさの山を越えたことで、安心して気が抜けたのかも知れない。
確かに重症患者は本当に文章など書けなくなってしまうので、私はこうして書けるだけマシだ。
この症状とも十年以上のお付き合いなので、慣れているから大丈夫なのだがやはり一日家にいてもほとんど何もできないのはやはり自責の念に駆られる。
抱えている仕事もまだ終わっていないので焦りもある。
まさに死に物狂いで取り組むしかない。
頑張るもクソもない。
ただ自分との闘いである。
これをわかってくれる人とだったら、人生共に歩けるかも知れない。
必ず原因があるのだから、原因の種になるような言動をしない人がいい。
かといって私は背水の陣。
言い訳している暇はないのだ。
ただこの一日があまりにもしんどかったから、こんなことを書いてしまった。
原点に還れば、自分のことを自分でハッキリ客観視できていればいい。
そもそも、人に期待するからこういうことになる。
わかってくれる人などいないと割り切ってしまえばいい。
それができないから苦しいのかも知れないけどね。
もしくは数日の間、開き直って寝まくればいいのかも知れない。
それもアリだよな。