急遽、浅草へ初詣に行ってきた。
午前中、体調が悪くなって安定剤を半錠飲んだら楽になったのだが、ビールを飲んだら眠たくなってしまった。
夕方帰宅して横になったら二時間程爆睡してしまった。
起きてから二時間、何をしていたのかわからないが、そろそろこれを書き始めないとまた今夜も眠れない。
すこぶる眠たいのだが、書いてしまおう。
今一番焦っていることは、海外出版の企画書の作成である。
最悪十日までには仕上げて、取り次ぎ会社に送らなければならない。
あと一週間の勝負だ。
その間に、アパートを決めたりしなければならない。
それより離婚届を取りに行かなくてはならない。
バタバタだな。
でも乗り切るしかない。
プレッシャーがないといえば嘘になる。
でも全ては企画書の作成にかかっている。
これがまた、なかなか難しい。
手伝ってくれる人がいるわけでもない。
全ては私に懸かっているのだ。
てかさ、私がこうして離婚に向けて下準備をしているのは汚いのか?
今までもそうだったし、きっとこれからもそうだ。
別れる時ってこういうものじゃないのか?
むしろ今まではもっと汚い方法で別れてきたぞ。
私から言わせれば、下準備無しで家を飛び出す方がバカだぞ。
暴力を振るわれたなら逃げ出すしかないけどな。
でもその時無一文で、着の身着のままで出なきゃならないっていうのは、やはり己の責任だと思う。
相手がおかしいと思っていたならば、隠れてコソコソ準備しておかないと損しっ放しになるぞ。
私だって、たんまり慰謝料でももらいたいくらいだ。
しかし、それをもらってしまえばその後の仕事運が下がりそうで怖い。
もっと言うならば、相手に支払い能力があるとは思えないからだ。
蓮さんはカッコいいとかたまに言われるけれども、私はそんなにカッコいい人間じゃない。
当たり前のことを当たり前にやっているだけ。
勿論、世間の常識とは外れるかも知れない。
それでも私本人は、真っ当にやっているつもりなのさ。
むしろ、人間の弱さやカッコ悪さを持っている方が美徳だと思っている。
完璧な人間なんて、つまらないだろうに。
無論、完璧な人間なんていないけどな。
今まで多くの人に出会って、色んなことを言われてきた。
もっとこうしなさい、ああしなさい、これをやめなさい、みたいなことをね。
ぶっちゃけ私からしたら全てお角違いなのさ。
うるせぇ、私の何がわかるんだ?って話。
その度に、ふざけんなと思っていた。
ただこれだけは感じている。
皆、それぞれの中に「橋岡蓮」という人間がいる。
それはむやみに崩す必要はない。
だけど、私が求めているのは理解者。
最初はたった一人いればいいと思っていた。
ところが、今では一人でも多い方がいいと思っている。
だから、ここでは大いに暴れさせてもらう。
そうでもしないと、理解者なんてものは現れないからだ。
お陰様で、約六年間の活動を経て、理解を示してくれる人達に出会うことができた。
これが今度は世界中の読者が対象となる。
果たして、『破壊から再生へ』を通じて、どこまで私という人間に興味を示してくれるだろうか。
いや、やはり理解だ。
橋岡蓮という人間は極端なだけではない、どこか狂っている。
だから常識は当てはめられないのである。
だけど、やっていることは汚くはない。
自分を守るってことは、綺麗ごとばかりでは済まされないのさ。
一見すると汚くズルく見えることでも、そこには生命力が宿っている。
つまり、見る人が見れば、キラキラと輝いている。
旦那のようなタイプは、それがわからない人だっただけに過ぎない。
何故か?
自分のことしか考えていない、普通の現代人だからだ。
クソだったな。
私の離婚劇はまるでライブ中継の如く、毎日書く。
どうか、それを一緒に楽しんでくれ。