nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

自分だけのストーリー

早朝の満員電車に揺られながら、眼科へ行ってきた。

スマホをいじっていたので、あっという間に着いた。

結論から話すと、確かに斜視はあるのだが、手術のレベルではないということ。

日によって状態が違うのだが、今回は視力が回復していて、調子が良かった。

薬の必要もないそうだ。

だから、専門家医に検査してもらえないかと相談したのだが、それは神経内科の先生に紹介状を書いてもらうようにとのことだった。

後ほど電話して書いてもらうように頼むつもりだ。

眼科検診を終えてすぐに最寄りのカフェに入った。

朝早かったので、カフェしか開いていなかった。

パン嫌いな私が、仕方なくサンドイッチとアイスコーヒーをオーダー。

パンは嫌いなんだよなと思いながら、あっという間に平らげた。

タマゴとチキン照り焼きのサンド。

なかなかのボリュームで、以前の私なら残していただろう。

腹も満たされて、アイスコーヒーを飲みながらこれを書いている。

パソコンも本も持ってきていないので、暇なのだ。

かといって、直行直帰はしたくない。

天気も良く、時間もたっぷりある。

早い時間から家に籠ると、ロクなことがない。

また気持ちが暗くなってしまうので、ここでこれを書いてしまうことにした。

 

 

眼科受診のため、化粧ができなかった。

ということは誰にも会えないということだ。

化粧ポーチでも持ってくれば良かったが、そこまで閃かなかった。

そもそも、朝早すぎて、化粧をする時間もなかったのだが。

近々、川口駅まで行く用事がある。

それが終われば、また引きこもりの日々が続く。

しかし、やらねばならないことがあるので、有意義に過ごしたい。

どうか、ドスンと落ちませんように。

引きこもりの日々は、一日二日ではないので、気を付けなければならない。

どうやら、沢山寝ると目の調子が良くなるそうなので、ここぞとばかりに寝てやろうかとも考えている。

とにかく自由だ。

ただ水曜日は『ロックンローラー』の打ち合わせがあるので、やはり在宅での作業からは逃げられない。

 

 

人間は自由で孤独なのと、しがらみがあっても守られている方とどちらがいいのだろうか。

私としてはどっちもどっちだと思っている。

一長一短だ。

結婚生活も決して悪いことばかりではなかったが、自由に憧れていたのも事実。

いざ手にしてみると、上手く使いこなせていない自分に気づく。

以前から自由とは不自由でもあるということを書いてきたが、まさに私みたいなタイプに当てはまることだと思っている。

私みたいなタイプとは、具体的に言うならば、好き勝手やりたいのだけど寂しがり屋というワガママなタイプのことだ。

ガランとした部屋に一人でいると、確かに仕事は捗る。

ところが暗い台所で煙草を吸っている時など、ついつい悲観的になってしまい、慌てて照明のスイッチを入れたりするのだ。

部屋が明るくなると気分も上がるような錯覚に陥る。

現実が変わるわけでもないのだが。

 

 

とはいうものの、寂しくていてもたってもいられないわけではない。

実際には一人暮らしを満喫している。

私は孤立しているようでそうでもない。

少なくとも仲間やまだ会ったことはなくとも読んでくれる人がいる。

その存在はかなり大きい。

一日を過ごす理由は、翌日の投稿のため。

全てが繋がっている。

こうしてアイスコーヒーを飲みながらカフェでダラダラしているのも翌日の投稿のため。

帰宅して、寂しい気持ちになるのも、投稿に繋がる。

ここを出て、寄り道するかしないかも、投稿に関わってくる。

そう考えると、自分で自分のストーリーを生きている気がして楽しくなる。

化粧していないことすら、ネタになるんだからね。

万が一、化粧ポーチを持っていたら、このまま遊びに行きたいところだが、そろそろ帰宅しよう。

自分だけの特別な場所へ。