nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

楽しくて、愉快である

あ~、腹減った。

寝不足明けだったので、ガッツリ寝た。

それぞれのゴールデンウィーク

お仕事の方もいらっしゃれば、連休の方もいらっしゃるだろう。

私にとってのゴールデンウィークは、周りが休みの方が多いので、構ってもらえるのだ。

貴重な休日を私ごときのために使ってくださって感謝している。

休肝日を作らなければと思いながらも、そういうわけにも行かない。

とにかく十分すぎるくらい寝ているので、大丈夫だろう。

さてさて、私の旅は続く。

大いに楽しんでこようと思っている。

 

 

さてさて、ふと気づいたことがあるので書いてみよう。

ここ最近、少しばかりハイになっているような気がする。

かといって金を使いすぎたりはしないのだが、何をしていても楽しく、愉快で、満たされているのだ。

多くの方から小説『ロックンローラー』の感想を戴くことができたからだろうか。

こうしてこれを書いていても、理由もなく楽しいのである。

一人アパートで酒を飲んでいても、ワクワクしていて、世界中にいる全ての人とお友達になれたような気分だ。

感性も敏感になり、多少の嫌味も許せてしまい、空にも太陽にも感謝できる精神状態なのだ。

非常に良いことなのだが、あまりにもご機嫌なので、自分のことを疑ってしまったという話だ。

ハイになっているだけなのではないか?と。

私という人間は、気分の浮き沈みが激しい方である。

落ち込むと疎外感を抱き、殻に閉じこもり、心を閉ざしてしまう。

そんな私と付き合いのある人は何も言わないけれど、蓮さんには振り回されるよな、なんて思っているかも知れない。

ところが、今の私は、世界中の人々と友達になれる自信があったりするのだ。

この世には嫌いな人などおらず、全ての人が愛おしく、愛するに値するような感覚。

宇宙と一体になり、実に伸び伸びとしている。

傍から見れば不安要素のかたまりであるようなこの生活にも愛着が湧き、私の部屋は誰にも侵しがたい城なのだ。

城の中にいる時、私は無敵で、まるで子供のように無防備でいられる。

先日まで、社会とのギャップについて悩んでいたのが嘘のよう。

ある日を境に、何もかも許せる自分に変わってしまったみたいだ。

私の中で一体何が起こったというのだろうか。

なぜ、わけもなくこんなに楽しくて愉快なのか。

頭の中がお花畑で、愛に満ち溢れているので、何でも書けそうだし、誰とでも付き合えそうだ。

私の中にある愛情タンクはいっぱいで、溢れ出る分を誰かに注ぎたくなる。

度々起こるハイアンドローと友達付き合いしている私にとって、後々ローが襲ってくるとはわかっているのだが。

 

 

私がハイになると、人の良いところしか見えなくなる。

悪いところがあっても、良いところだと受け止めて笑って流せるようになる。

付き合い辛いなと思っていた人のことさえ急に愛おしく感じたりする。

私は何でも自分で言ってしまう人なので、遠慮なく言わせてもらうが、ハイである私の愛を目の当たりにした人は、私に心を許し、私から離れて行ったりしない。

仮に私がローになって、人間を恐れて怯えていても、優しく慰めてくれる。

ローになった私から離れて行かない姿を見て、私はその人を大事にしようと決めるのである。

無論、一度私のことをわかってくれた人であれば、離れて行ったりしないのだが。

 

 

それにしても、たった一人で薄暗いアパートでこれを書いているだけなのに実に愉快である。

こんな気分の私にお会いする人のことは、少なからずその場だけでも幸せにしてあげられるような気がする。

先にも書いたように、この連休はそこら中に愛を振りまいてこようと思っている。

私が泥酔していたら、それこそ心を開いている証拠だと思って欲しい。

私の魂は、暫くの間、旅に出る。

浮遊した魂は、誰の元に止まるだろうか。

それが仮に一瞬だとしてもね。