nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

欲しいのは新人賞

スーパーで値引きされた寿司を買って食べた。

食べ終わってみたらタバコがないじゃん!

仕方なしに買いに行ったものの、二十一時を過ぎていた。

疲れていたので一旦寝て、またしても真夜中に起きてこれを書いている。

このパターン、クセになってしまいそうだ。

ロックが聴きたいが、真夜中って云うのは静かだからこそいいのかも知れない。

無音の状態で、聞こえるのはキーボードを叩く音だけだ。

いや~、赤ワインを飲みながら書くのもいいが、コーヒーを飲みながら書くのも悪くない。

私は何のために書いているかと云うと、ごくごく一部の楽しみに待ってくれている方々のためだけに書いている。

そして一番は、新人賞を取るため。

決して沢山の「いいね」をもらうためではないし、私が書くものは万人受けするものではないとわかっている。

新人賞を取ったら、恐らくその金で引越しをするだろう。

満員電車に揺られ、都内の職場まで通っていると、車通勤に憧れを抱いてしまう。

車は動けばなんでもいいが、カーステレオだけは付いているものがいい。

やはり一曲でもいいから通勤中にロックを鳴らしたい。

今までは仕事が終わって寝る前に書いていたが、最近は体力が持たないようだ。

だから早起きして朝書くという生活スタイルに変えた。

この生活を送れるのも「今」しかないと言い聞かせて楽しむことにした。

新人賞を取ったら見ている景色が変わるだろう。

そう考えれば、今見ている景色はそれはそれで貴重なものなのだ。

 

 

「今」が一番だということは、以前にも書いた。

私はこの瞬間を愛し、この生活を愛し、この家を愛し、この街を愛している。

不満などどこにもないのだが、新天地を求めている。

はっきり言ってしまえば、私はパソコンと布団があればどこでも暮らせる人間だ。

昨夜タバコを買いに行くためにコンビニへ向かっている時、空気の悪さを感じてしまった。

あぁ、排気ガスで空気が汚れているってこういうことかと。

そして夜遅いのに減らない交通量。

私はこの街に引っ越してきてから星を一度も見たことがない。

ただ、職場からは富士山が綺麗に見える。

どうしてこれほど富士山はいつでも私の味方なのだろう。

立山も良かったけど、やはり私にとっては富士山がベスト。

あんなに辛い想いをしてまた登りたいとは思わないが、日常に溶け込んでくれたらどんなに励まされることだろうか。

そんな想いでいつも窓から富士山を眺めている。

拝みたくなるのは私だけではないはずだ。

北国にいた頃は、とにかく太平洋と富士山が私にとっての希望だった。

そして大都会東京は、私にとって可能性を秘めたものであった。

今はネット社会。

東京に住む理由が薄くなったせいもあって、東京にいれば可能性があるなんてことが極めて少なくなりつつある。

どうしてこれだけ多くの人が集まっているのかと不思議に思うくらいである。

 

 

私が欲しいのは新人賞、ただそれだけだ。

沢山の賞がある中、新人賞に絞って応募した。

私が描く世界観は決して万人受けはしないけれど、救われる人も中にはいると思う。

知られていないだけで、多くの人が私のことを待っているような気がしてならない。

業界などに興味はない。

新人賞は、人々が私の存在を知るきっかけになると思っている。

そして『破壊から再生へ』や『ロックンローラー』の需要も一気に高まると思っている。

現在執筆中の『もち吉の願い』は、爆発的ヒットを飛ばすだろう。

そして私は日々の投稿を書き続ける。

毎日ヒットは飛ばせない。

それでも三日に一度は納得の行く文章が書きたい。

無論、書いても書いても納得なんてしたことはないのだが。

欲しいのは新人賞。

蓮ワールドに飛び込んでくるかこないかはその人の自由。

ただし、足を踏み入れてみないと損をするかも知れない。