nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

早い者勝ちの世界

これからのことをあれこれ考えすぎてクタクタに疲れた。

私は独立自尊で生きて行きたい気持ちもあるけれど、社会との関わりは大事にしたい。

執筆一本ではエネルギーを持て余しそうだ。

収入も満足行くだけ稼げなさそう。

かと言って、独り身の私は家にいる必要性がない。

帰っても誰もいない。

だから身体が動くうちはフルタイムで働きたい。

正社員になれない負け犬の遠吠えのようだが、私は正社員向きではないのかも知れない。

ある程度『崖っぷち感』があった方が、生き生きする性分みたいだ。

かといって会社のルーズさや、もたもた感を最も嫌う。

白黒はっきりしないのが、一番私を怒らせる。

しかし、非正規雇用で働いていると、会社側からある程度足元を見られても仕方ないようだ。

若干の宙ぶらりん感と、屈辱感。

私なんて、まだまだ社会からの需要はあるんだから、ってのが本音。

頭下げて働かせてもらうくらいなら、頭下げて来てくださいって言われて行く方が心地は良いかも知れない。

何となく、久々にロックを聴いている。

疲れた心と身体がシャープになる感じ、まだまだやれると言い聞かせる。

 

 

それにしても契約社員はせめて一年契約にはしてもらえないのだろうか?

死ぬ気で働いて、二ヶ月で契約満了はちょっと残酷なような気がする。

ましてや、私は勤務態度は真面目、口ごたえせず、バリバリ数字を上げている。

そこんとこ評価されているのだろうが、全然足りない。

今後もいて欲しかったら給料を上げろ。

月に二日でいいから休みを増やせ。

年配者を少しは労われ。

たまには一時間早く家に帰らせてくれ。

なんて、文句がたらたら出てくるのは、ロックのせいにしておこう。

 

 

意味深なことを書いておこう。

はっきり言って、私のことは早い者勝ちでしかない。

会社と会社で、どんどん私の取り合いをすればいい。

独身男性で私を狙っている人がいるなら、奪い合いすればいいのと同じ。

ところが、煮え切らないのは男達だけではない。

会社の動きを見ていても、パッとしないからイライラしちゃった。

会社も男も同じ。

私から言われて考えるんじゃなくて、お前らから動けよ?!

私からの連絡をただ黙って待っているんじゃなくて、アプローチしてこいよ!

メールや電話でいつでも私と連絡が取れるポジションに居ながら待っているだけの人には、当然私からはノーリアクションだ。

 

 

友達などは、私が如何に真面目な人間か知っている。

中には私のことをできの悪いヤツだと言う人もいるが、私ほどできのいいヤツも珍しいと思っている。

ただパーフェクトではないだけだ。

完璧な人間なんてこの世にはいないけど、隙も欠点もないヤツなんて面白くもなんともない。

つまり欠点とは魅力である。

しかし、行動力のない人は置いてけぼりを食らい、手の平をすり抜けるように大事な人を失う。

私のことが大事で大事で仕方ない人もいるはずだ。

それなのに自分から動くということができないために、私はどんどん遠ざかる。

 

 

多くの人にとって、私という存在は本来心強いはずだ。

ところが、ちっぽけな自分に気づいてしまった時、果てしなく遠い存在に変わる。

手に汗握って活字を追っていた日々が懐かしく、戻りたくても戻れないと知った時、半端ない喪失感に襲われる。

それを先読みしている人は、私には近づかないのかもね。

大好きだけど、怖いみたいなね。

その結果、私はこうしていつまでも誰のものにならず一人なのかも知れない。

ただ、これだけは言っておく。

早い者勝ちでしかない。

行動力のない者達が、バタバタと倒れて行くのを見ていて悲しくなるのである。

さっさと誰か迎えに来てくれればいいのにとね。