nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

自分という存在

とてつもなく寒い夜だった。

私はとある人からの電話待ちをしていたのだが、家に帰らないとかかってこないような気がした。

仕事が終わり池袋駅に直行。

それなのに珍しく北千住の丸亀製麺へ入り、かけうどんだけを頼み、生姜をたっぷり入れて汁を飲み干した。

それでも温まらず、大急ぎで家に帰り、こたつに入ってこれを書いている。

早く電話来ないかなぁ。

そういえば、職場で隣の席の男の子がマスクを外した顔を始めて見た。

どう見ても十代だと思った。

それで一気に正気に戻った。

若すぎて対象外だ。

マスクって恐ろしい。

 

 

最近『office REN』の活動は活発になっている。

チームRENも健在で、メンバーも増えてパワーアップしている。

最近打ち合わせが盛んに行われているのもそのせいだ。

先日も夜二時間ほど打ち合わせをした。

そこで決めたことがある。

 

『無料PDFを無料で配布する』

 

日々の投稿以外にまとまった文章が書けないものかと悩んでいた。

仕事が忙しくてそんな暇がなかったのだが、今月に入って一段落した。

次の現場も決まりそうにないし、開き直って執筆しようかと。

さすがに約二百ページの本は書けないが、ちょっとしたPDFなら無料で書いて配布してもいいかなと思えたのだ。

どのくらいのボリュームでどのような内容にするかはこれから考えるのだが、大体の構想はある。

タイトルは、

 

『自分という存在』

 

本にして売ればいいじゃん!という意見もありそうだが、そうすると時期が遅くなってしまうし、本の執筆にも差し支える。

小説『ロックンローラー』から丸一年経ち、そろそろ投稿以外の文章が読みたいと思っている頃なんじゃないかな?とも思う。

もち吉の願い』がなかなか手に付かず、皆さまをお待たせしているお詫びも兼ねて、無料でPDFを書くことにした。

今月の休日は打ち合わせと整骨院くらいしか予定を入れていない。

だからPDFなら書けると思う。

内容はエッセイで、私なりにテーマ別に書いていこうと思っている。

こんなに素敵なPDFを無料で配布していいの?と思われるくらい良い物を作りたい。

久々にパソコンに向かって投稿以外の作品作りができると思うとワクワクしている。

 

 

小説『ロックンローラー』に続き、『もち吉の願い』は後に爆発的ヒットになるだろう。

やはりその前に何かしら私と読者の方々を繋ぐものが欲しい。

エッセイを出してもいいのだが、やはりそのきっかけになるものは必要だ。

投稿をまとめてエッセイ集にしたら?的なご意見もあるのだが、一度公にしたものを借りパクするようで、私は気が進まないのだ。

 

 

やはり文章は鮮度が命。

そりゃ私のエッセイは売れることだろうよ。

エッセイ『破壊から再生へ』は永遠に語り継がれることだろう。

だが、投稿とは別にしないと本を出す意味がない。

私にとって投稿より踏み込んで魂のシャウトを書き上げたものが『本』である。

つまり、投稿は橋岡蓮の入門編に過ぎない。

じゃあPDFの位置付けはなんだろうか。

やはり、入門編であることには変わりない。

かといって、投稿とはテイストを変えて、それなりの世界観を生み出したいと思っている。

もっとわかり易く言うならば、魂を込めた作品にしたいということだ。

 

 

以前にも言ったが、投稿は皆との連絡網みたいなものである。

最近寝坊しがちだが、毎朝読んでもらえるように、毎朝アップしている。

そんな私から、日頃の感謝を込めたサプライズプレゼントだと思ってくれればいい。

私ってやっぱり、とことん書くことが好きで、皆に読んでもらうことが好きなんだろうな。

そうじゃなきゃPDFなんて書かないよ。

蓮さん無理したら身体壊すよ、って声が聞こえてきそうだが。

そういうキミも、きっとこのPDFを読んでくれることだろう。