nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

痛い目に遭うとは

常備薬を忘れたので真っ直ぐ帰宅した。

と言っても誘われたわけでもなく、話しかけられたわけでもない。

お互いにシャイなのか、そう思っているのは私だけなのかわからないが、きっと決断のタイミングはまだなのだろう。

かといって、今月中には決めないと、職場異動になるかも知れないから。

もうしばらく様子を見て、タイミングを待とう。

 

 

私ときたら、仕事中はコーヒーばかり飲んでいたのに、水と野菜ジュースしか飲まなくなった。

本当に偉すぎる。

恋した相手が禁煙者だったら、煙草やめてたのでは?

生憎喫煙者なので、全く止める気はないのだが。

人間ってその気になれば何でもできるものなのだろう。

休みの前の日だから早く帰るのには意味がある。

早く寝て、早く起きて、PDFを書かなくちゃと思っているからだ。

月末には配布しようと思っているので、そろそろ書かなきゃ間に合わない。

無料のPDFにも〆切を作るあたり私らしいでしょう?

そうでもしないと、なかなかエンジンがかからないからだ。

PDFはまだ構想中である。

考えながら書こうと思っている。

 

 

ところで会社では再び好調である。

久々に好成績を出し続けている。

しかし、自分はドコモへ行くまで散々とこき使われるコマであると割り切っているので、調子に乗ることはない。

大事なことは、理路整然と語ることだ。

あくまでも私の場合はそうやって契約に結びつけている。

きっとそれはドコモへ行っても必要とされることだろう。

 

 

なんだか、私って映画に出てくる主人公みたいだ。

好きなのに自分からは話しかけられず、妄想するしか術がない女。

しかも男の方も一途なシャイだったら、益々映画みたいだ。

たまに、蓮さんも緊張とかするんですか?みたいなこと訊かれるが、当たり前である。

今までだって、好きな人に話しかけることが死ぬほど怖かった。

こう言ったらこう思われるんじゃないか?とか。

そんなことばかり考えて身動きが取れなかった。

でも、私っていざとなったらめちゃくちゃ大胆。

平気で初デートでお泊まりなんてことも。

こう見えて、好きになればなるほど奥手になるが、到来したチャンスは絶対に逃さない。

チャンスじゃないのにチャンスと見誤って痛い目に遭ったこともあるけどね。

 

 

『痛い目』っていうのは痛い目に遭わないとわからないことである。

それまでは頭の中お花畑、目はハートマーク。

しかし、なんとなくもしかしたら違うんじゃないか?みたいな予感はしているもの。

それなのに、それに目を瞑って強行突破した時に事態は起こる。

やっぱり違った、と思った時は最後。

それを『痛い目』と言うのだ。

考え方に依っては『痛い目』ではないかも知れないが、当てが外れた、見当違いだった、がっかりだった、みたいなことは多々ある。

最初からやめておけば良かったのかも知れないが、行動に移してみないと気が済まない。

私ってそういう性分。

それらを全て『まいっか』で片付ける。

傷口をすぐに塞いでしまう。

だから、懲りずにまた失敗するのだ。

初めからわかっていたにもかかわらず。

つまり、欲望が負けるということだ。

私はここぞとばかりに欲望に負けてきた。

だから、今回もただの欲望かも知れないとは思う。

しかし、もはやここまで来ると、そうじゃないよと天は言っている。

 

 

今回に限っては、本当に欲望だけじゃない気もする。

何故なら、私は仕事人として、尊敬する部分が多々あるからだ。

とはいえ、男って単純な生き物であると心得ている。

ただ、私以上に繊細でもある。

私ごときの欲望に付き合わせるのは可哀想。

でも男としては、男冥利に尽きるのだろうか。

人前で恋愛を語る時、最高の笑顔をしているとか。

やはりどんなサプリより効果的なのかも知れない。