nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

赤ワインは飲み干した

午前中は真剣に『the Birthday』を聴き、午後から整骨院へ行って、翻訳者さんと打ち合わせのあと、食材宅配サービスから届いたスモークサーモンをつまに赤ワインを飲んだ。

びっくりするくらい低レベルなスモークサーモンに驚いた。

これなら駅地下デパートで買った方が圧倒的に美味い。

写真に騙されたかもと思いながら、これを書いている。

五千円に及ぶ食糧品の数々の中で、一番楽しみにしていたのがスモークサーモンなのに。

他の食材が楽しみだが、外れたら二度と頼まないぞ。

 

 

そんなことを想いながら、頭脳警察やらミッシェルガンエレファントやらRCサクセションを聴いている。

自分で作ったマイベストだ。

かなり脳と身体を休めることができた。

しかし、拭いきれない悔しさや切なさみたいなものは残っている。

家族や友達についても考えさせられる。

私が悪いのかなぁ~って。

寂しいくせになかなかこの世に生きる人々と上手くやれないのは、私が変な人だからかも知れない。

いや、周りにいる人々が間違っているんだとも思えず。

先日も似たようなことを書いたが、この世で上手くやれない人に救われたりする。

しかし、彼ら彼女らはスーパースターだったりする。

苦悩をモノにし、成功を飾っている。

私って何なんだ?と思ってしまう。

これからなのか?

こんなものなのか?

 

 

赤ワインに酔ってしまえば書くのがしんどくなるので、一時中断している。

あまり飲みすぎては、翌朝起きられなくなる。

コントロールすることなく浴びるように飲みたいが、何より二日酔いで仕事へ行くのは辛い。

成績が上がらなかったらもっと自分を責める結果となる。

やはり成績にがんじがらめになっている。

私って何のために仕事をしているのか最近わからなくなってきた。

社会に於けるポジションづくりではあるが、最たるものは金である。

こうしてロック聴きながらワインを飲みパソコンに向かって、夜になったら寝るためには金が必要だ。

会社というのは自分にとって都合がよくなければならないそうだ。

自分の長所を見抜いてくれる会社であるかどうかが重要だということだ。

仮に、今お世話になっている会社が本当に数字でしか判断しない会社だとしたら私には合わないことになる。

何故なら最近の私は安定的に数字を上げているとは決して言えないからだ。

ここまで書いて、休日に仕事のことを考えて苦しんでいることが愚かに感じてきた。

やめやめ!!

あ~、阿呆らしい。

この世のほとんどの人が金は欲しいが働きたくないのだ。

休み明けは誰もが寝るのも惜しく、翌日は仕事へ行きたくない。

決して私だけではないというのが最大の励みである。

ましてや、冷たい雨。

 

 

やりたいこととやりたくないことの棚卸をしなければならないかも知れない。

今までやりたいと思っていたことは、もしかしたら違うかも知れない。

本当は書くこと以外はどうでもいい。

コールセンターも仕事内容が好きなわけじゃない。

『輪と和』が欲しいだけのような気がする。

しかし、千五百文字書くことが苦にならなくなったように、慣れれば電話営業の仕事も楽に感じられるようになるのだろうか。

何事も最初からできる人は一握り。

しかし、長い目で見てくれる人も極めて少ない。

今やっていることを好きになることが大切だと友は言う。

私がずっと避けていた、正社員になって結婚するという生活が一番性に合っていたりして。

何だかよくわからないが、どうしてもっとでんと構えていられないのだろうか。

変なところは肝が据わっているというのに。

やはり、安定こそクリエイティブになれるのかも知れない。

年取ったから丸くなるのではなく、よりクリエイティブになるためなのかも。

ブラックサバスを鳴らしながらそう思った。

赤ワイン?

飲み干した。