nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

最後の恋

休みの日に一人で家にこもっている。

切ない、寂しい、ソワソワする、落ち着かない。

本でも読もうかと思いながら、集中できず。

午前中ゴロゴロしていてちょっと調子がいいと思っていたが、診療時間が終わった午後になるとメソメソしてきて、やはり病院へ行くべきだったかと思ってしまう。

こんな時、何がしたいって決まってんだろ。

ただ、先輩に会いたいのである。

かといって会社へ行くわけにいかないじゃんね。

酒飲みたい気分でもない。

だから全てを紛らわすために、頭脳警察を聴きながらパソコンに向かっている。

何となくいつまででも書いていたい気分。

千五百文字でエンドだなんて寂しいよ。

一人でいる時は、やはりこうして書くことが最大の癒し。

えい、書きまくってやる。

 

 

私って病んでいるのは単なる寂しい病のような気がしてならない。

だって、先日会社で先輩がいた時は元気だったもん。

家にいてメソメソするのは先輩の姿が見えないからでしょう。

それに対して、精神薬いる?

適応障害とか、重度の鬱病とかにならないために精神薬が必要なのかも知れないが精神薬を飲んだからと言って先輩と付き合えるわけではない。

寂しさが消えるわけでもない。

何の解決にもならなくね?

そもそも私に医師と医療は必要なのだろうか?

ぶっちゃけ、生きている中で、快適であれば文句はない。

つまり、極度の疲労や落ち込み、抑えられないテンションなどがなければいいのだ。

そして他人様に迷惑を掛けなければいい。

私という人間は生きているだけで迷惑を掛けているのかも知れないが。

そもそも、会社では私はいい歳こいて一番手の焼ける人間だ。

リストはこれじゃ嫌だ、席順はこっちの方がいい、大して数字もあげられないくせに我が儘放題だ。

仕事中も隣の人に話しかけるし、何度も席を立ってトイレに行くし、契約取れればいちいち騒ぐし。

子供がそのまま四十数年間成長することなく大人になってしまったようである。

皆は圧倒的に年下だから、私には強く言えない。

それをいいことに我が儘に振る舞っている。

根底にあるのは甘えたい精神と、私を見て精神。

面倒くさ!

私のことを放っておけば放っておくほど、私は我が儘になる。

究極の構ってちゃん。

 

 

近所のラーメン屋へ行ってブラックニッカハイボールを二杯飲んだらすこぶる酔って、その勢いでホームセンターへ行って座椅子用の座布団を買った。

その他、洗濯洗剤や柔軟剤、シャンプーやボディソープを買ってフラフラで帰宅した。

始めて行くラーメン屋で、ラーメンはまぁまぁだった。

また行きたいかと訊かれれば微妙。

駐車場にはトラックや軽トラが並び、労働者のたまり場になっていた。

こういう店に先輩と来たいのよって思った。

私の家の近所は、回転寿司や焼肉屋やイタ飯屋、中華屋など、ある程度遊べるようになっている。

おまけにホームセンターが近い。

スーパーが無いだけで、不便ではない。

アパートの部屋も広く、二部屋ある。

散らかってはいるものの、住み心地は良い。

だから引越ししたくはないのだが、このまま此処にいたら、なかなか先輩と飲みに行けないような気がする。

先輩の家に泊めてもらえばいいのだけどね。

結婚する時が、引っ越しの時かも知れない。

デートする前から結婚のことを考えてしまう超真面目な女。

相手を試して様子を見るなんて姑息な手段は使わない。

好きになったのなら、全てを受け入れる覚悟は持っている。

ただ、私は子供を産む気はないので、先輩は子供がいない人生を歩まなければならないのよね。

本人がそれでいいのなら問題無しだが、子供が欲しい人ならば、私は諦めなければならない。

しかし、これが最後だと思って、私は先輩を見ている。

まだまだ現れるかも知れないが。