nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

つまり、公開日記

しばらくの間、仕事終わりに予定がビッシリ。

だから、書ける時に書いておかないと睡眠時間を削る羽目になる。

それはできないので、こうして朝の通勤時間を利用して白紙に向かっている。

 

 

最近、様々な気づきがある。

私がやりたいことは、限られた人と親密になることであり、決してフォロワーさんを増やしたい訳ではない。

もう既に、私を理解してくれて、上質なコミュニケーションを取れる人は沢山いる。

それ以上に欲しいものなどあるはずもない。

なんだかストイックさが消えてしまったと思っていたが、そうじゃない。

もう手にしたことに気づいたから、ストイックになる必要がなくなったのだ。

だとしたら、今は悠々と生きていればいいのでは?

慣れていないのでぎこちないだけで、戸惑っているわけではないはずだ。

それにしても朝から暑い。

またしてもギリギリの電車に乗った。

あと一回遅刻したら流石に社長から呼び出し喰らうだろう。

朝からバタバタで、マスカラも塗っていない。

髪もボサボサで家を出た。

夜は勉強会があるので、化粧品は持参してきたが。

 

 

チラッと書いたが、私は今まで密なコミュニケーションが取れる人がいなかった。

誰と付き合っても、話が合わなかった。

今は、恋愛対象ではなくとも、この人とだったら毎日電話してもいいと思える人が数人いる。

それは今までの私にはなかったことである。

そう考えると、着々と理想には近づいているとも言える。

もしかしたら納得の行く人と納得の行く形で、扉を開くことができるかも知れない。

そう思えるならもう少しこのまま歩いて行けるはずだ。

お、次の駅が池袋。

最後まで書けなかったので、帰りの電車でまた書く。

果たしてノルマは達成できるのだろうか?

八月から入社の新人さんはどんな人だろう。

負けないように頑張らなくちゃ!

 

 

そして一日を終え、またこれを書いている。

見事にノルマを達成し、褒められ、心から安堵している。

とある方から気づかせてもらったことがあるので記す。

私は自分の話を皆に聞いて欲しくて毎日文章を書いているということだ。

その日あった出来事や考えたことについて話す相手がいないということが、白紙に向かわせるのだと思う。

ここに書けば皆が読んで意見も言ってくれる。

 

『あのね、こんなことがあったの!』

 

聞いて欲しくて堪らないその欲望の強さは、無欲とは言えない。

構ってちゃんなのか?

とにかく、自分の話もして相手の話も聞きたいのである。

私はきっと売れたいとか有名になりたいといった欲はない。

ただ、私の話に耳を傾けて欲しいのだ。

そして、私に心を開いて欲しいのだ。

そのために書いているとすれば、合点が行く。

ストンと腑に落ちる。

つまり私が欲しかった『納得』、それに直面してしまった。

家に帰ってパソコンに向かって『ただいま』から始まる。

 

『あのね、こんなことがあったの!』

 

白紙に向かってそう語りかけた内容は、翌朝皆の元へ届く。

それを真剣に読んでくれているという実感が、私をどれだけ救っていることか。

結論から話すと、これからはこのままで良いと思った。

私から皆が離れて行くことがあるとすれば、それは私が真剣になって報告しなくなった時だろう。

これを、手紙と言わずして何というのだろうか?

もっと究極なことを言うならば『公開日記』である。

それ以上でも以下でもない。

この事実に気づいた私から、疲労という魔物がヒュルリと抜けて行った。

どうやら元ホストは私が蟹を売り捌いて笑っていることが幸せのようだ。

ゴキブリからは焼肉デートに誘われた。

 

「約束の握手してください!」

 

さてさて、これからどうなる?