nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

私みたいなヤツへ

仕事を終えて、勉強会に参加するために池袋駅前のプロントへ行った。

プロントで酒を飲まなかったのは初めてのことだった。

約二時間の勉強会で自己肯定感と自立について学んだ。

私が率直に感じたことは、自分の長所や成功体験などを自覚させることが自己肯定感に繋がり、結果的にそれが自立に繋がるのだと思った。

終わった後、私は深く考えさせられることがあった。

 

『この勉強会はどんな人にオススメしたいのか?』

 

う〜む、私みたいなヤツだと思った。

しかし、私みたいなヤツってなかなか出会えない。

じゃあそんな私はどんなヤツなのか?

そこが先ず問題だ。

向上心が半端なく、幾つものハードルを越えて、圧倒的なものを手にしたいと思っているヤツ。

成功体験を幾つも積み重ねて来ているのに、明確なゴールを定められないヤツ。

自分大好きな割には自分に厳しく、自己肯定できる時とできない時があるヤツ。

埋もれっぱなしでは納得せず、かっ飛ばしたいと思っているヤツ。

人のためにばかり生きて、自分のために生きていないヤツ。

 

 

ザッと書き出してみたが物足りない。

どこかまだ、殻を破り切れてない自己分析。

めちゃくちゃ寂しがり屋なのに人に甘えられないヤツ。

優しさゆえ、自分を犠牲にしちゃうヤツ。

義理堅く責任感強すぎるヤツ。

 

 

まぁ、そんなヤツはどこにでもいるのだが、結晶のような一体感を求めて真剣に生きてるヤツは参加した方がいいかも知れない。

人と人の一体感。

一方通行では当然ダメ。

私の中に片想いという概念はない。

惹かれ合うとは、互いが引き寄せられることを言う。

どちらかが一方的というのは本来不自然な訳だ。

私の場合は、単なる巡り合わせでも納得せず、気にし合っているレベルでも納得せず、やはり欲しいのは一体感なのである。

それを突き詰めると、キャッチボールが対話に変わり、出会いが運命に変わる。

私が求めているのは、まさに結晶。

この狭きストライクゾーンには、ハマる人がなかなかいない。

元ホストはファールボールかも知れない。

 

 

プロントでは沖縄風の焼きそばを食べた。

紅しょうがが乗っているだけで、どこが沖縄風なのかと思ったが、美味だった。

プロントを出て喫煙所で煙草を吸ったら一気に眠気が襲ってきた。

池袋駅の前でしばらく行き交う人を眺めていた。

池袋も小さな街だよなぁ。

ネオンがギラギラしていない。

田舎だよなぁなんて思った。

警察がウロウロしていたが、危険性を感じない。

その辺で煙草吸っているヤツもいないし、警備員さんは退屈そうだった。

池袋の街を眺めていても、この街を永遠に眺めていたいとは思わなかった。

平日だったからか?

静寂すら感じてしまった。

バタクソに疲れた。

そうそう、タメ口女が私のケツを触ってくるのは何なんだよ?!

握手して下さいとか言ってくるゴキブリといい、タメ口女といい、懐きすぎだろが!

あぁ、やっと谷塚だ。

日付変わってしまったよ!