nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

弱み、強みを知る

半日勉強会を終え、大急ぎで毛ガニを食べた。

夜二十時からセミナーを控えていたのに、午前中、注文していた海産物が我が家に届いたのである。

冷凍庫に入れるか、このまま解凍するかしばらくの間悩んでいた。

どうしようかなぁ~、セミナー前は時間がないしなぁ~、なんて考えながらパソコンに向かって資料づくりをしていた。

とりあえず、今すぐ食べない時鮭と縞ホッケとホタテは冷凍庫に入れた。

考え事をしていたので、なぜか毛ガニを台所に置きっ放しにしていた。

そのことに気づいた時は、もうすでに遅し。

何分経ったか定かではないが、半分溶けているではないか。

仕方がないからそのまま解凍することにした。

その毛ガニの感想は、なかなか美味しかったがミソが少なかったような気がした。

そもそも、なぜ私が毛ガニやら時鮭やら縞ホッケやらホタテを買ったかと云うと、お客さんと同じ気持ちを味わいたかったからである。

これで今後、益々一人暮らしのお客さんにも自信を持って売ることができる。

 

 

それにしても、私はなぜ海産物を売ることができるのだろうか?

タメ口ちゃんのようにおべんちゃらを長々と言うわけでもない。

元ホストのように嘘を並べるわけでもない。

たった五分、十分の勝負である。

恐らく相手を説得するだけの『何か』を持っているからだろう。

あらゆることを突き詰めると、自分の強みと弱みがわかる。

それがわかるとどうなるかと云うと、『武器』を持つことができる。

あとは発揮するのみだ。

 

 

弱みって云うのは簡単に強みに変えることができる。

私にとっての弱みは自分に自信がないことだった。

だが、苦手分野に徹底的に体当たりするだけの根性はあった。

簡単なようで簡単ではない。

なぜなら自分にとって何が苦手かを把握して、それを潰そうという気合いと意気込みが必要だからだ。

体当たりしているうちに、克服できるという事実を知る。

それさえ知ってしまえば、克服するまでやめないことだ。

克服できるとわかれば体当たりが面白くなる。

しかも、苦痛じゃなくなるから見事だ。

半年前に見ていた世界と、今見ている世界は違う。

それは私が進化したからに他ならないが、なぜ進化したのか?

紛れもなく弱みを強みに変えることができたからだ。

今では自信を持って、海産物を売ることができる。

ここまで来たら怖いものが少しずつ消えて行く。

克服しなければならないことはまだ山のようにあるが、それはある意味悩みではない。

これはこうすればこうなる、といった具合に達観してしまっているのである。

 

 

セミナーでも自分の弱みと強みがより一層わかることができた。

理想と現実のギャップも感じた。

だからといって、落ち込んだりすることはない。

建設的に階段を上って行けばいいだけだからだ。

なぜ私が『ここ』でセミナーの紹介をするのかわかるだろうか?

興味がある人もいるわけで、その人に私がやっていることを教えないのは罪だからだ。

心の底から欲しいと思っている情報かも知れない。

それを隠してコソコソ陰で活動するのは、やはり罪だ。

ところが、半年前はその罪の重さがわからなかった。

私はある意味こうして毎日投稿できるということは、配信側の人間で、その配信が嫌いじゃなくて、むしろ人からすれば羨ましいくらいだそうだ。

どうすれば配信できるのかと訊かれることも多々ある。

なぜ私は毎日投稿が書けるのか考えてみた。

それはこう云うことだ。

 

『ごちゃまぜ理論』

 

投稿を書くネタのために外食をする。

写真を撮るために外食をする。

外食をするために仕事をする。

仕事で成果を上げるために外食をする。

ストレス発散のために外食をする。

仕事をするためにストレス発散をする。

 

いわば、全てがネタ作りのためである。

仕事もプライベートも毛ガニも。

 

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