ヤバ!
時間がないのでサクサク書く。
仕事が終わってから、勉強会に参加し、何とか日付けが変わる前に家に着くようにと急いでいる。
池袋駅を発車した電車はさすがにこの時間になると、ガラガラである。
そういえば夕飯を食べていない。
池袋プロントを出て、北口まで歩いていた時『日高屋』のラーメンが私を呼んでいたがそれを無視してしまった。
えい、このまま谷塚まで直帰しよう。
人間には『やりたいこと』と『やりたくないこと』がある。
私にもそれはある。
本来であれば電話営業なんてやりたくないことだ。
だけど、天から目の前に差し出されたものだから、無理矢理好きになろうとした。
先日書いたように、苦手分野に体当たりした。
その結果、いいことが沢山あった。
営業に対する苦手分野や、マイナスイメージが消えた。
なぜなら、私みたいな営業マンもいるからだ。
何万分の一の確率で、私からの電話を受け取り私から奇跡的に海産物を買ったお客さんは、メチャクチャ幸せ者だと思う。
また私と電話できる権利を得たからだ。
私が逆の立場なら、電話欲しさにまた買っちゃう!
私が与えているものは、きっと安心感だと思う。
この世の中、特に水産業界、おべんちゃらの野郎ばかり。
そんな中、おべんちゃらを言わないのにハッピーな気持ちにさせてくれる女は天使でしかない。
私は天使の営業マンであり続けるぞ!
みたいな気持ちで日々働いている。
話は戻るが、じゃあやりたいことって何だ?
たぶん自分哲学を極めることだろう。
そのために文章を書いている。
ただ、私は気づいてしまった。
多くの人は私の自分哲学に興味がない、もしくは、共感しないと云うことに。
つまりこういうことだ。
やりたくないことに向き合い、それを極めるのか?
いやいや、何が何でもやりたいことを貫くのか?
究極の選択かも知れない。
今までの私だったら、やりたいことを貫くことこそ自分の生き方だと思っていた。
ところが、あんなに嫌いだった営業ができているじゃないか!
何が言いたいかって、自分のやりたいことではなくても、需要があることならそれをしてもいいじゃないかと思うのだ。
もっと言うならば、やりたくないことでも、好きになれる自信が付いたのだ。
頑なに自分のやりたいことを貫くのもカッコいい生き方かも知れないが、これだけは言っておきたい。
綺麗事なんてクソだってことだ。
そもそも、理想と現実のギャップを突き付けられることって、実はそうそうない。
突き付けられたのなら、それは気づくチャンスだってこと。
実際と想像も、これまた違うものだ。
あらゆることは幻かも知れない。
それでも確かなものは己の中にちゃんとある。
やってやれないことはないし、どうにもならないこともない。
言えることは多々あるが、自分の力が及ばないことなんて、運命を変えることくらいだ。
運命は変えられると言う人がいるけれど、それはただ単にその人の運命は変わる運命だっただけだ。
運命ってのは変えるものではなく、乗っかるものだ。
それができるか、無にしてしまうかが問われるのである。
わかり易く言うならば、私にとって秋は高いパフォーマンスを発揮できる運命だと云うことだ。
それを知っているから、それに乗り遅れないように必死こいてるだけの話。
ま、いわば、これも私の自分哲学かも知れないが。
そうこうしているうちに、谷塚駅に着いた。