nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

説得力があるとは

疲れ果てたが、ノルマは達成できた。

満員電車に飛び乗り、強引に座った。

とにかく暑く、疲労困憊のため、立っている余力もなかった。

なぜか朝五時に目が覚め、それから資料作成などして会社へ行ったので、完全にエネルギーを消耗した。

ノルマを達成したことだけが、救いである。

 

 

『蓮ちゃんって金持ってるよね〜』

 

元ホストが私に対してそう言った。

持っているのではなく、気前がいいだけだと説明した。

少々見栄っ張りなので、無くてもあるフリこくところがある。

いい歳こいて、金がないなんてなかなか言えないのだ。

かといって、あると思われるのもシャクである。

あるわけないだろう。

元ホストより稼いでいないのだから。

それでもやはり金払いは私が一番良い。

ヒモが寄り付かないように気をつけなきゃならぬ。

 

 

だが、私は自己投資する勇気を持っている。

それもまだ見ぬ未来に投資している。

時には大胆な行動に出ることもある。

無理しすぎたかなと思うこともある。

しかし、何とかなっているから不思議なものである。

つまりその投資は成功だったということだ。

不動産投資など、金を増やすためにやるのではない。

もっとわかり易く言うならば、将来の伴侶のために自己投資をしている。

私のやっていることは全てがそこに直結する。

それが私の生き方でもある。

私としては、埋もれてはならず、くすぶってもダメだと思っている。

いわゆる、個人として生きることが重要だ。

そのために私は極限まで自分を磨く。

あれ?

オロナミンCとQPコーワゴールド錠剤を飲んだら少し復活した。

それにしてもこのバイタリティはどこから生まれるのだろうか。

自分でも不思議である。

とにかく訳あって、十九日までに資料を作らねばならない。

それまでは走り続ける必要がある。

 

 

それにしても、やはり金は持っていなきゃダメだよなと最近思う。

というより稼ぐ力を身につけていないとダメだ。

今の仕事に関して言うならば、営業力だ。

元ホストが言うように、私も時には女の武器を使った方がいいのだろうか。

なぜか抵抗があるのは、根っからの羞恥心みたいなものかも知れない。

しかし、それとこれとは別で、営業スキルを身につけないと、私はこの会社を辞めることができない。

皆の中で、私はいつまでもいてくれる人という存在でありながら、いつか辞めて行く存在でもあるのかも知れない。

仮に、私が別のことでメキメキと実力を発揮し、給料に頼らなくても生きて行けるようになったらどうなのだろうか。

それでもそう簡単には辞められないのが私の性格である。

会社勤めと自分の仕事を両立することは確かにハードなのだが、

物書きとしていわゆるサクセスストーリーを生きることには成功しているように思う。

文学に精通することよりも、もっと大切なことが山ほどある。

もし私が完璧に満たされたとしたら、つまらなくなるかも知れないというのが唯一の懸念かも知れない。

私くらいになると、次のステップやハードルを設置するだろうが、何かに渇望した様を描くとしたら、今は輝いていると言える。

 

 

勉強会でご一緒しているメンバーと話をする機会があった。

物書きの思考が知りたいと仰っていて、主にその話になった。

私はあいにく他の物書きを知らないので、自分がどう考え、日々書き続けているのかについて語った。

これだけは言えるが、書くことも海産物販売も、金のためではない。

ところが稼げる力を身につけないと説得力が無い。

物書きとして売れることは違うような気がしてならない。

ただ、私から発信できることは確実にある。

だから『蓮’sスクール』を作るのだ。

そしたら説得力は圧倒的に増すように思う。

 

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