nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

最後の女

75400!!

ノルマ達成!!

だが、元ホストとスロットに行って、五千円負けた。

元ホストは一万円の勝ち!

その代わり、私が休みの日、一人でスロットへ行って四万円負けたそうだ。

懲りてないやん!

今日は一日、元ホストがよそよそしかった。

どう考えてもスロットで負けたから。

いや、スロットへ行ってしまったから。

昼飯を誘っても、コンビニでいい、などと抜かしていた。

私が怒っていると思ったのだろう。

そんなことで怒るわけない。

しかし、私は元ホストがスロットで負けた夜、とっとと寝てしまった。

だから返信もしなかった。

朝は寝坊して、それどころじゃなかった。

だから怒っていると思ったのだろう。

ところが私は数字を上げた!

だから機嫌がいいと思って、スロットに誘ったのだろう。

リベンジ、とか言っていた。

私は一緒にいたいがために付き添ったら負けたというわけだ。

しかし、元ホストが勝ったからオールオッケー!

さすがに居酒屋は自粛して、私はコンビニでおでんを買って帰ってきたところである。

コンビニのおでん、めっちゃ美味かった。

身体にいいかは別にして、満足した。

元ホストは奢ってやりたい気持ちは山々だと言っていたが、自粛して正解だった。

私は真夜中に洗濯をしている。

終わるまで寝れないけど、これを書く時間が今日もできた。

あと三十分で書いてやる。

 

 

 

私の疲労はどこまで溜まるのだろうか。

今日はスロットに誘われても気乗りがしなかった。

つまり、それほどまでに疲れているということである。

しかし、元ホストのことが心配だったので付き添った。

またもや有り金を使い果たすのではないかと思ったからだ。

あと半月あるが、もうさほど残ってないはず。

それでも負けてる私に二千円くれた。

換金所で私のタバコに換えてくれた。

だが、そんなクズだけど、バイトでは、十万円稼いだそうだ。

さすが元ホスト!!!!

仕事は嫌になるほどできるのだ!!!!

だからスロットで負けたからといって、株は下がらない。

私も私で数字上げたから、五千円の負けなど大したことない。

きっと明日も行くのかも知れん。

ただ、それが二人にとって段階を踏んでいることになるなら何よりである。

一見奇妙な段階の踏み方。

でも、今まで仲良くスロットできた女はいなかったのかも知れない。

一緒に酒を飲んで煙草まではできても、多くの女が、ギャンブルやめなさいと言っただろうに。

私はあーだこーだ言わない。

人生なんて大したことない。

金を残したって、残さなくたって、死んでゆく。

若さも永遠ではない。

『今』に精一杯のエネルギーを注いで、勝てば私達は結ばれるし、負けたらどんなに頑張っても疎遠になる。

ただそれだけのことだ。

 

 

 

誰かがわかったような口を叩いて、幸せにならなくちゃなどと言う。

しかし、幸せって何?と私は思う。

私にとっての幸福とは、四六時中好きな男といることである。

ただ、その先はたとえ一人でも構わないくらいの覚悟だ。

密な時間が少しでも長ければいい。

死ぬ時は、一人でも構わない。

その代わり、仮に好きな男と一緒にいられるのなら、寂しい気持ちにはさせたくない。

すなわち、私が一人になっても構わないということだ。

 

 

 

遂に私も子供が産めない年齢になり、男に夢を持たせることもなくなった。

それでもお前と一緒になりたいと思ってくれる人と結ばれるのだろう。

歩き続けた先に誰もいなくてもいい。

その代わり、生きているご褒美くらいくれよって話。

つまり、好きな男との濃密な時間があれば、他には何も求めないってことだ。

私もやがては老いてゆく。

それでもいいよって言ってくれる人がいたら最高だけど、シワクチャな婆ちゃんになって、こたつで蟹食っていても悪くはないと。

ただ、好きな男にとって、最後の女にはなりたいよな。

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