色んなことがあって、書きたいことが沢山あるのだが、書けることだけ書いて行く。
午前中、0件だった私。
それに対して社長がこう言った。
「橋岡、午前中0件だったが、怖いものあるか?」
「午後から取ります!」
「そう、自信持て」
社長曰く、
俺らはトップクラスの営業マン。
日本有数の営業マン。
お前らはどこへ行ってもトップを張れる。
だから心底自信を持って欲しい。
ここで働いているということは、
できる人間だと保証されている。
できる人間しか、
ここには居られない。
だから上ばっかり見るな!
下を見ろ!
お前らの下にはわんさかいる。
その下を見て優越に浸れ!
上を見て挫折するな!
俺ってすげぇって思え!
お前らはトップクラスの営業マン。
だから自信持て!
ワタクシ、泣きそうになったよ。
そうか、私はこの会社の社員になったんだ。
有数の営業マンなんだ。
自信持って営業しよう。
日本でナンバーワンの元ホストと競り合っていることこそ、その証。
私ってどこへ行っても通用するんだ。
社長は言う、今のうちに基礎を固めろと。
来月中旬以降から数字は伸びなくなるから。
今のうちに学べと。
はい、わかりました!
私は軍隊か?!
でも、営業やっている以上、数字が欲しい。
そして、何より、いい商品でお客さんを満足させたい。
リピーターになって欲しい。
末永いお付き合いがしたい。
実は今日も元ホストとスロットへ。
二人してボロ勝ちした!
帰ってきて、また話をしていた。
俺には蓮ちゃんがいる。
そして蓮ちゃんには俺がいる。
そんな話をしていた。
蓮ちゃんはいつでも俺の味方でいてくれる。
蓮ちゃんがいると安心する。
そう言っていた。
常に私は元ホストの財布の中身が心配だから、今日は勝って安心した、と言った。
味方でいてくれてありがとう、と。
あのさ?
私がいなくなったらこの人どうするの?!
早いうちに元ホストも決着つけた方がよくね?!
ただ、私の味方でいるために、少しずつ頑張っていると。
バイトのことだと思う。
私は、貴方が元気ならそれでいいと言った。
だけど男はそうじゃないんだよな。
責任があるから、守るためには頑張らなきゃと思うんだろうなぁ。
気持ちだけで嬉しいのに、更に見守ることが必要なんだろう。
あぁ、でも、男と女の『段階』は、確実に踏んでいるのだなぁと思った。
私の大きな心と、包容力と、理解力と、優しさ。
そろそろ元ホストも感じ始めているのではないだろうか。