先日の名誉挽回!
100,800円!!
さすが私!
ただ悔しがるだけでは終わらない!
きっちり結果で悔しい気持ちを示す!
元ホストは休みだったので、報告を兼ねて連絡をした。
「凄い!偉いぞ蓮ちゃん!!」
そうでしょう、そうでしょう!
先輩をも抜いて、ダントツのトップに躍り出た。
先輩と駅まで一緒に帰った時もお褒めの言葉を頂戴した。
「あとは、事務作業だな」
その流れで、蓮さんはだらしがないと言われた。
何故なら、いまだに前のアパートの水道を解約していないからだ。
「てかさ、なんでそんなにだらしないの?」
「私ってそういうヤツなの」
「それだから事務作業もなかなか覚えないんだよ」
「長い目で見てやってくださいな」
そう、私ってだらしがない。
実はガスの解約は今日やった。
マジでだらしがない。
部屋は辛うじて綺麗にしている。
いつ、元ホストが来てもいいようにしてある。
ただ、私の仕事用ノートは、私にしか解読不能なくらいぐちゃぐちゃになっている。
昨日も似たようなことを書いた。
マジで、私ってそういうヤツ。
しかし、早起きしてトリートメントをして、自慢のストレートヘアはサラサラである。
洗顔フォームを変えて、ニキビも出なくなった。
長年使っていた化粧品メーカーに問い合わせ、解約した。
受付女性はとても悲しんでいた。
何せ、五年以上浮気せずに、支払いも滞りなく使ってきたのだ。
高いけど、私には合わない、そう気づくのに五年かかった。
まるで未来のない男に惚れ込んでいたように。
未来のない男と書いた途端、元ホストのことを思い描いてしまった。
いやいや、長い目で見てやろうよ。
バイトしたりスロットしたりして、なんとか稼ごうとしているみたいだから。
私は数字を上げたのに直帰。
コンビニでビールとサラダを買ってきた。
元ホストは絶対に今頃スロット台の前に座っている。
それでもいいのだ。
元ホストは私がいないともはや生きれないのだ。
私はどうだろう。
このメンタルの安定は、元ホストのお陰だと思う。
私が数字を上げているのは、元ホストと先輩のお陰ってことで、近々また奢ることになっている。
どうせなら海産物が食べたいので、北海道料理の居酒屋に行きたい。
稼げるインセンティブに比べれば、飲み代なんて屁でもない。
何より二人が喜んでくれるならと思うお人好し。
蓮ちゃんの奢りだ!
わーい、わーい!
と言いながら、金出してくれるだろう。
それぞまさに信頼関係なんだろうな。