あ〜ムカつく!ムカつく!
ちょっと聞いて聞いて!
二十四歳の鬱男子のバイト君から思いっきり馬鹿にされまくり!
確かに私は今月、成績が最下位。
言われても仕方ないレベル。
でもさ、馬鹿にされる筋合いがない。
一週間以上当日欠勤して、出てきたと思ったら、偉そうにしてんの!
その自信どこから生まれるの?って聞きたいくらい。
私が自分でトークを作ったとソイツに言ったら、こう言われた。
「俺がそのトーク、見てあげましょうか?」
は?
なんでお前なんだよ!
元ホストや先輩の仕事だろ、それは。
お前に関係ないんだよ!
大した数字を上げてるわけでもなく、ただ、ウチの会社が甘いだけ。
社長がそもそも、当日欠勤を許しているからだ。
だから、そこに勘違いが生まれる。
俺って必要とされているんだとね。
私からしたら、元ホストと先輩から叱られるのはいい。
でも、自分の子供でもおかしくない若僧からナメられる筋合いはないからマジで。
小僧に腹立てる私も私。
先輩曰く、数字を上げられない私が悪いんだとか。
確かに仰る通りだ。
かといって馬鹿にされる筋合いはない。
あ〜ムカつく!
マジでムカつく!
元ホストは寝てしまったようで、この話をまだしていない。
社長に報告したいくらい。
でも、社長にこんなことで連絡するのもね。
やり場のない気持ちを『ここ』にぶつけるしかないのである。
私は今まで、コイツの肩を持ってきた。
当日欠勤を繰り返しても、遅刻早退ばかりでも、悪口一つ言ったことがない。
それなのに馬鹿にされる?
よっぽど馬鹿なんだな。
それを見抜けない社長はどうなっているんだか。
こうして私は会社に不信感を抱き始めた。
そして益々、元ホストに着いていこうと決意を固めるのである。
社長は良かれと思って、コイツを励ましているのだろう。
しかし、私からしたら、ソイツを図に乗らせているだけなのである。
社長、気付いてくれたらまだ救いはあるんだけど。
私、マジでコイツが調子こいてることをチクってやりたい。
でも、私の器が小さいみたいでね。
コイツ、辞めちゃえばいいのに。
マジでここまで来ると目障りでしかない。
かといって、誰に言っても、テメェが数字上げろよって話。
私が置かれているポジションは言い訳も泣き言も通用しない。
悔しかったら数字上げろよ、で終わり。
愚痴ってごめんよ。
『ここ』しか吐き出す場所がないのである。
私が生きてきた世界では、当日欠勤など一日でもしたら派遣やアルバイトならクビだった。
正社員でもそれに相当するペナルティがあった。
鬱病を理由に『好きな時に会社へ来る』スタイルでいるのは、社長が『好きな時に会社へ来い』と言っているからである。
生ぬるさを嫌い、正義感が強い私としては許せないわけで、それでも肩を持ってきたのに馬鹿にされている事実。
ハァ、マジでコイツが調子こいてる会社なんて、マジ、やってられない。
元ホストも散々耐えてきたんだろうな。
あらゆることに。
マジでやり場がないから、書き殴ってやった。
早く春にならないかなぁ〜。
春になれば、また変わってくると思うから。