nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

騙しちゃいけない人

何とか生き延びる術として、ノルマを達成してきた。

企業に属している者として、稼ぐためにはノルマを達成してインセンティブをもらうしかないのである。

月初の落ち込みをカバーして黒字にして帰ってきた。

元ホストは今日は休みで、バイトへ行っていたようだ。

だが、疲れ果てたのだろう。

早々寝ているはずだ。

気のせいか、私がノルマを達成すると職場が明るくなる。

本来の話しかけやすいキャラになるからだ。

皆が、蓮さんは騙されやすいなどと言って笑っていた。

確かに私は騙されやすい。

騙された経験が多々ある。

まぁ、私を騙したヤツなど長続きはしないだろう。

何故ならこの世には騙していい人とそうじゃない人がいる。

私は騙されても人を恨まない得な性格なのだが、周りが許さない。

一見すると私を騙した金額で金儲けできたようで、実は大損こいている。

蓮さんを騙すなんて最低だよね、みたいな人がいるからだ。

過去にはこんなことがあった。

病で職場から離れて休暇を取っていた時、新聞の勧誘が来た。

 


「俺、このままじゃ子供を養えないんです」

 


そう言われてソイツから新聞を契約してやった。

それを人に話すと、馬鹿だねぇなどと言われる。

しかし、私としては、休職中に人と会話できたことに救われたのだ。

久々に人と話して楽しかったなどと日記に書いてある。

つまり、私は人との関わりに金を払ってしまうのだ。

それなのにその気持ちを踏みにじられると、流石の私もキレる。

金はもう戻ってはこないが、二度とソイツを信用したりしない。

当たり前の話だが。

 

 

 

ところで、帰り道スーパーに寄ったら大きいサイズのホタテが売っていた。

私が日頃売っているのは鮮度抜群の特大ホタテ。

試食のつもりで、何度もそれを買って食べている。

実に美味である。

さて、スーパーのホタテはいかがなものかと思い、勉強がてら自腹で購入してみた。

結論はまぁまぁだった。

ホタテってもんは、本来高いものである。

それなのに安いと思っている人からは不満の声を戴く。

だが、高いとわかって買ってくれた人からは絶賛の声だ。

化粧品や洋服、もっと言うならば美容室のトリートメントがそうだ。

高いものは良いという概念で、敢えて高いものに手を出す人もいる。

私はそういうタイプ、安いものを信用していない。

良いものは高いに決まっているという先入観がある。

だから、なるべく高いものを安く買うようにしている。

美容室でも高いトリートメントを信用している。

つまり、私は良いホタテを売っている。

安いホタテは在庫処分だと本気で思うからだ。

 

 

 

布団や毛布についても同じことが言える。

安い掛け布団を買ってペラペラだったことは数知れず。

ケチケチしないで良い布団を買えばよかったと思うことも多々。

だから、この度、上質な毛布を買った。

元ホストからは、買うのが遅いと言われたが、元ホストが泊まりに来るのが遅いからだ。

今月は私の家に遊びに来てくれるというから、奮発して良い毛布を買ったのである。

寒くて眠れなかったら可哀想だから。

これも愛情な印。

私にできることは限られている。

あ、そうそう、『しまむら』に紳士用のモコモコ靴下あったから買ってきた。

尽くしすぎ?

これが生き甲斐と化しているのだからしゃあないよね。

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