nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

終わらないで欲しい

久々に言うが、めちゃくちゃ疲れたがノルマは達成できた。

ただ、夏の時期の救いようがない疲労感に比べたら随分と楽になった気がする。

気温のせいもあるが、慣れもあるだろう。

それでもやっぱりめちゃくちゃ疲れた。

すこぶる腹も減っているが、今日も直帰。

すっかりお利口になった。

やはり元ホストは心の支えになっているのだろう。

今まではシラフで直帰することに果たしない寂しさを感じていた。

心の震えを少しでも止めるために、寄り道して酒を飲んでいた。

当然だが、それだけ金もかかる。

今はお互いにそれが無くなったので、金のない不安からも解放されている。

貯金できるタイプではないが、元ホストはバイト代や余った生活費を将来に投資している。

驚くべき変化だ。

私の体力が辛うじて保たれているのは、日々直帰して、早々と寝ているからだろう。

最近では二十二時には布団の中。

朝の七時まで爆睡している。

だが、仕事の夢を見てうなされていることがほとんど。

ノルマを達成できた日くらいは穏やかに眠りたいものだ。

 

 

 

元ホストが社長を信頼できない理由が何となくわかってきた。

元ホストのことを利用しているからだと思う。

元ホストのことを認めているなら、金渡すでしょう?

前にも書いたが、元ホストは責任者手当をもらっていない。

それはおかしいと思う。

ましてや、ダントツに売り上げ上げていて、他の人が売り上げ伸ばしているのも元ホストのお陰なのだ。

いよいよ、私にも社長に対する敵対心が芽生えてきた。

ただ、注意すべきは、元ホストは敵対心を隠せること。

私は思いっきり出ちゃうこと。

だから、辞めるまで、偽善者でいなければならない。

元ホストが一番心配しているのは、私のわかりやすさかも知れない。

一線越えない理由があるとすれば、会社にバレることだ。

からしたら大したことないと思うけど、その大らかさが怖いのかもね。

バレたって地球は回り続けるし、私達は死なない。

ただ、面倒なことになるだけだ。

元ホストは面倒なことを嫌っているだけではない。

社長からとやかく言われることが嫌なのだ。

 

 

 

もしかしたら、元ホストは『出る杭』なのかも知れん。

私は散々出る杭になって打たれてきた。

だからナンバーワンなど興味がない。

むしろ、避けている。

ナンバーワンは放っておいても数字を上げる便利な存在。

何故なら負けず嫌いで承認欲求が強いからだ。

社長は見事に元ホストのそこを利用している。

私ははっきり言って、ポジションは三番目でいい。

ただ、インセンティブが欲しい。

かといって、この会社で成長して、任せられるようになっても給料には反映されないことがわかる。

元ホストを見ているからだ。

独立したら、元ホストにいっぱい稼いでもらいたい。

私もそれに次ぐ。

そして、二人で一緒に美味いもの食べて、自分たちを磨いて、短い人生を満喫するのだ。

もしくは長生きしたくなるかも。

今まで見たことないような幸せを感じたい。

たぶん、一緒に暮らし始めたら、終わらないで欲しいと思うんだろうな。

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