nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

めげない心

久々に好成績を出すことができた。

その中でも熱意が伝わる素晴らしいトークがあったと、元ホストが皆が聴けるところに録音を貼り付けてくれた。

自分でも何度も聞き直したくて、スマホにも入れてもらった。

少しずつ感覚を掴んできた。

この調子で行けば、今月の一日七万円以上の目標は達成できるかも知れない。

まだ月初なので、気合い入れてやって行こうと思っている。

折れそうな心は、折れずに済んだ。

 

 

 

元ホストは先日社長と飲みに行って、帰宅が午前二時だったそうだ。

フラフラになりながらも十万円以上売り上げていて、やはり尊敬に値する。

二時まで付き合わせる社長もどうかしてる。

元ホストが次の日も仕事だってわかっているのに。

社長は会社には来ず、電話すら掛かってこなかった。

恐らく飲みすぎて寝ているのだろうと元ホストは言っていた。

私は社長のことが腹立たしく思ったが、何も言わなかった。

 

 

 

さて、元ホストと入れ墨入れに行く。

私を待つ間、パチンコ屋に行くとは言っていたが、行かないような気がする。

最近は、なんだかんだで行かないからだ。

私としてはどちらでも構わない。

金がなくなって困るのは本人。

勝ったら、居酒屋を奢ってもらえばいい。

元ホストみたいな男と付き合うには、こんなことでめげてはいけないのである。

元ホストはもっと壮大なスケールのことを考えているのだから。

その辺のカップルや夫婦ではなく、限りなく可能性を秘めた、あらゆるものを超越した二人。

きっと、ジョンレノンも驚くはずだ。

だから、私はめげない。

 

 

 

そう考えると、何もかもがちっぽけに見える。

ただ、ちょっと考えることがある。

抱かれて会社で気まずくなるのは私も不本意

一緒に暮らし始めてからでいいではないかと。

腐るほど抱き合えるのだから、焦ることないよなって。

私は私にできることをコツコツとする。

もしかしたら、クローゼットも元ホストのために空けなければならない。

そういう私にしかできないことをしながら、仕事やバイトを頑張って、金を稼いで待っている。

とにかく、この会社からは最低でもインセンティブを数十万円貰わなきゃ、合わないよ。

今月はいい波に乗って、自分のトーク録音を聴いて、自信持って突き進む。

社長も言っていた。

元ホストは自発的に動いたことなら目標を完全に成し遂げるヤツだと。

人から言われたことはやらない。

だから、私はパチンコ止めろとか、小さなことは言わずに元ホストを全面的に信じるのである。

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