nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

どうなることやら

休み明けでどうなるかと思ったが、ノルマは達成できた。

元ホストは帰りに姉妹店へ行くと言っていたので、私は心配かけないようにと、そのまま直帰。

今日は社長もほぼ一日いたのだが、私はトークを褒めてもらった。

元ホストも私のトークを褒めてくれた。

冗談で、元ホストは私のトークを『クソトーク』と言うが、少しばかり自分を褒めてやることもできるようになってきた。

この調子で次々と立ちはだかる目標をクリアしていく。

来月の目標は、客単価を上げることになるだろう。

まぁ、また元ホストから教えてもらえばいい。

今はとにかく今月の目標をクリアして、元ホストや先輩の足を引っ張らないことだ。

単純な私はまんまと社長の思う壺。

こうやってノルマを課せばコイツはがむしゃらになるとお見通しなわけだ。

まぁいい。

その代わり、絶対にインセンティブをもらってやる。

やはり、評価とは金である。

社長はやる気は数字に出ると言う。

私は先月、先々月と数字が伸びなかったが、やる気がなかったわけではない。

めちゃくちゃ苦しんだが、だからこそ、自分の中で努力もした。

その結果が今である。

これからどんどん伸びて、もっと給料を稼ぎたい。

ただ、忘れちゃいけないのは、何もかもは元ホストと独立するためである。

そのために全てがある。

元ホストは何をどう考えているかはわからない。

ただ、私は着いてくるものだと思っているだろう。

だから、社長はこうなる前に手を打たなきゃならなかったのだ。

元ホストに手当てを出すとか、信頼の証を金で示さなければならなかったのだ。

自業自得ってこういうこと。

一応話としては、元ホストが先に辞めることになっている。

んで、私が後を追うという流れ。

社員旅行で札幌へ行く前か後か、たぶん私の予想では前だろうな。

美味い札幌ラーメンを元ホストに食わせたかったが、私達は行く前に辞めるだろうな。

もしくは、私だけが社員旅行へ行くことになるかも知れん。

ただ、私はそんなことできない。

社長に申し訳ないと思ってしまう。

開き直って旅行だけ行くことはできない。

どうせ行くなら元ホストとプライベートで旅行したい。

その方が断然楽しい。

かといって、隣の会社の社長や彼女が着いてきたらウザい。

せっかくなら二人がいいだろう。

ま、どうなることやら。

 

 

 

スーパーに寄って帰ってきて、マグロのステーキを食べている。

肉に比べて、大したことないな、などと思っている。

元ホストは元ホストのくせに、食にうるさくない。

ラーメン屋などに行っても、こんなもので満足するのかと思ってしまう。

だから本場の札幌ラーメンを食べさせたいが、ま、どうなることやら。

私は今日もすこぶる疲れた。

元ホストからの連絡を待たずして寝てしまいそうだ。

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