nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

自己ベスト更新

朝起きて、目玉焼きとハムを食べ、昼間にラーメンを少々。

夜は何にしようかと考えながらこれを書いている。

先日は寝る直前まで悩んだ結果、ほとんど文章が浮かばなかったので、やはり早めに書いてしまうことにした。

 

 

とりあえず一通り原稿の編集・校正を終わらせた。

見落としは必ずあるので、〆切りまで何度も何度も見返さなければならない。

それで何度も痛い想いをしているので、徹底して作業することだ。

とはいえ、あまり時間はないので、集中するべし。

今週は、打ち合わせ等が三件に免許証の住所変更などがある。

この時期の一つ一つの打ち合わせが重要になってくる。

緊張もあるが、楽しみでもある。

もうラストスパートなので、張り切って取り組もうと思っている。

私も無知無学とも言っていられない。

無知無学ならば、徹底的に見直すしかない。

『破壊から再生へ』の校正は一年間くらい掛かった。

昔の文体を読み易くするのにえらく苦労した。

ロックンローラー』の校正期間は一ヶ月間ほど。

数名に目を通して見てもらうとはいえ、やはり細かい部分は作者である私がとことん見る必要がある。

 

 

さて、夜ご飯は焼き鮭を食べることにした。

それをつまみにビールを飲むことだけを楽しみにこれを書いている。

最近は魚に飢えていた。

近所でもないが、電車で少し行ったところにムカつくほど美味い肉屋を見つけてしまったので、スーパーでは買わなくなってしまった。

しょっちゅう食べるものでもないし、量もそんなに食べられないので、美味いものを少量買うことにした。

この肉屋は罪づくりでもある。

一度肥えた舌は元には戻らないからだ。

それでもスーパーと百円くらいしか変わらないのでありがたい。

しかし、車無し生活だと、残念ながら魚屋には行けない。

埼玉県にも美味い魚屋はあるのだが、我が家からは遠すぎる。

本当は魚派の私だが、半ばもう諦めてしまっている。

 

 

結局、気分や体調を崩した時、頭の中に浮かぶものは美味いものと美味い酒。

今ある実力っていうものは定まっていて、何事も急に上手くなるものでもない。

開き直るとか諦めるとか、そういうことではない。

今ある力を出し切るということだ。

ある意味これも勝負だと思う。

メダルを取りに行くのではなく、自己ベスト更新を狙う。

見ている側、応援している側は、なぜメダルを狙わないのかとイライラするかも知れない。

ただ、誰が何と言おうと、私は自己ベスト更新を狙う。

それは、大きく更新されることだろう。

私の中には大きな手応えがある。

それでいいのだと思っている。

肝心なことは、全力を出し切ることだ。

約一年半に及ぶ制作の中で、何度も何度も書き直した。

もっと言うならば、私の集大成になれば良いと思っている。

目標が達成された暁には、やはり美味いものと美味い酒だ。

残念ながら、制作完了まで断酒するというストイックなことはできなかった。

これも何度も言うが、結果が全て。

私の作品が面白ければそれでいいのだ。

賛否両論はあるだろうが、美味い酒が飲めるように頑張る。

美味い酒というのは味ばかりではない。

一緒に飲む相手や、その時の気分で美味さも酔い方も変わる。

いつまで生きるのかは不明だが、せめて酒は楽しみたい。

止めなければならない状況に陥ったら、生きた心地がしないだろうな。

ワインは我慢できても、ビールは止められない。

将来、肝臓を悪くするほど飲んではいないが、仮にそうなったとしても、天国にいる肝臓癌で亡くなった祖父は笑っていることだろう。

 

 

本当は日曜日は渋谷へ行こうと思っていた。

新宿でもいいのだが、たまには渋谷へ行ってみたかった。

しかし、校正が終わらなかったので行かなかった。

いつになったら行けることやら。

春物の靴が欲しいのだが、買う前に春になってしまいそうだ。

春かぁ…

そう考えたら、年明けから今日に至るまであっという間だったなぁ。