nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

そろそろアイラブユー

そろそろ本気を出そうかと。

完全オフだったので呑気に寝ていたのだが、胸騒ぎがして飛び起きた。

果たして寝ている場合なのか?と。

換気扇の下に置いてある丸椅子に座って、増刷分の小説『ロックンローラー』の在庫を見ていた。

これは全て売らなければならないと思った。

そこで考えたのが、月一回のイベントへ参加すること。

家賃や酒代くらいは確保したいところ。

詳しいことは知らないが、物価がどんどん上がっていて、ラーメンが食べられなくなるかも知れないそうだ。

そりゃ大変。

そう思って自宅でラーメンを作って食べたところだ。

煙草はチバユウスケが止めない限り、私は止めないぞ。

今月九日はロックの日だったそうで、私は一日中ロックを流しまくって過ごした。

ミッシェルガンエレファントのインタビュー番組を観て、ヴェルヴェットアンダーグラウンドのベスト盤を聴きながらこれを書いている。

ハイボールをチビチビ飲みながら。

ラーメンだけでは腹がいっぱいにならなかったので、ゆで卵を三つ平らげた。

そうそう、お香は結局アマゾンで買ってしまった。

送料無料だったから、六つで五百円だったのだが、まだお香立てが届かないので灰皿で焚いた。

めっちゃいい香りでいい気分がした。

 

 

最近思うことがある。

仲間に囲まれ、毎日予定が詰まっている人を見て、羨ましく思う人がいるようだ。

しかし、私としてはきっと心が空虚なのでは?と思ってしまう。

なぜなら、一番大切なのは自分を大切にしているかどうかだからだ。

人にまみれて自分を誤魔化すのではなく、たった一人で自分の奥深くに眠る感情と向き合うことの方が崇高なような気がする。

もっと分かり易く言うならば、自分のことが好きな人に限って一人の時間を大切にしているような気がしてならない。

私は約四十年間、死ぬほど寂しい孤独時代を生きてきた。

だけど、その先にあったものは、皆との宴であった。

普段から言いたい放題生きているので、泥酔しても、同じことを何度も喋るくらいで記憶がなかろうが怖いものはない。

ただ本音をぶちまけているだけだからだ。

勿論、記憶がない時はビビるが、まいっか、で済ませてしまう。

だから誰と一緒でも気持ちの良い酒が飲める。

相手がシラフでも、お構いなしだ。

そんな私は心はいつもオープンマインド。

たまに蓮さんは面倒見がいいなどと言われるが、全然そんなことない。

リーダー気質とか言う人もいるけれど、そんなことはない。

こう見えて傷つきやすいので、シャットアウトするのも早い。

まぁ、そういう場合はその人とはもう飲みに行くことはない。

暇そうに見えて、そこまで暇じゃないからね。

 

 

年内は都内で仕事したいことがまだまだある。

イベントもあるし、執筆の仕事もこのアパートでやりたい。

しかし、来年になったら私は埼玉県にいなければならない意味が無くなってくる。

これは前にも書いたかも知れない。

勿論引越しばかりしていると、それだけで貧乏になる。

ただ何となく、この辺は東京も含めて終わりに向かっているような気がしてならない。

地方へ行って、家賃の安い部屋に住んで、生活苦から解放され、仕事しながら執筆するような生活を送って、伸び伸びしたいなぁと思う。

できることなら輝く太陽と、海と、空と、山があるようなところがいい。

北上するか、南下するかは未定だが、人々が考えそうなことを誰よりも先にしようかなっていうのが私の考え。

ただ、埼玉県は流れ者である私にとって最も気楽でいられる場所でもあるので慎重に考える。

私が埼玉県にいなくなったら寂しがる人も中にはいる。

海外移住は大袈裟だけど、日本国内での移動なら許容範囲じゃね?

地方にいる人に会えるようになる分、今度は東京近辺にいる人になかなか会えなくなる。

寂しさは同じことのような気がする。

アイラブユーと言ってくれる人のところへ向かえばいい。